【SS/日本】 モニカの城 店頭プロモーションビデオ (1998年) ≪パイオニアLDC≫

イメージ 1

長らく数年間発売予定ソフトとして名を連ね一度は発売日まで決定するもまた発売延期。
そして最終的には発売中止となった幻のソフト「モニカの城」のプロモーションビデオ。
その幻となってしまったモニカの城の貴重なゲーム画面が拝める。

イメージ 2

イメージ 3

イメージ 4
「モニカの城」は、初級者から上級者まで楽しめる3DダンジョンアクションRPGを目指していた。
このソフトのキャッチフレーズは『挫折しないRPG』。
この名(迷)文句は、あらゆる意味でツッコミ所が満載でセガマニアの間で語り草となっている。
サターンには他にも発売中止となった幻のタイトルが数多くあるが、
その中でもこの「モニカの城」の知名度が高いのは、このキャッチフレーズの力だろう。(良いのか悪いのかは別として)

ポリゴンで生成されたダンジョンを探索するアクションRPGだが、
背景のポリゴンにサターンで初の256色ポリゴンを採用しているのが目玉だった。
#つか、256色ポリゴンって何だ?テクスチャーの256色同時発色を実現しているのかな。

尚、ダンジョンや敵キャラ、そして魔法効果はポリゴン表現、自キャラだけは2Dで表現されているようだ。
3Dポリゴンと2Dスプライトの融合は、「グランディア」を筆頭にサターンの十八番表現方法といえる。
「モニカの城」のパッと見のゲーム画面の印象は「シャイニング ザ ホーリーアーク」だが、
アクションRPGという点からプレイ感覚はむしろダークセイバー+バロック的な雰囲気に近かったのだろうか。
いや、単なるバーチャルハイドライドになっていたかも?とか、考え出したら想像が止まらない。

イメージ 5
どうしてもひとつ気になるのは、敵キャラがポリゴンで表現されているのに、自キャラが2Dで表現されていることだ。
これが別にコマンド選択式のRPGなら問題無いのだろうが、
アクションRPGとなると3Dと2Dで当たり判定の調整がかなり大変になるような気がするが。



【入手容易度】(易/やや難/難/かなり難/極めて難)
 ≪やや難≫
【プレミア度】(極安/安/普通/高/極高)
 ≪安-普通≫