【GG/日本】 バッテリーパック(1990年11月24日) / パワーバッテリー(1994年10月21日) ≪セガ≫

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ゲームギアを稼動させる補助電源機器のバッテリーパック。
画面左側が「バッテリーパック HGG-3005」。右側が「パワーバッテリー HGG-3017」
共に、定価6,800円。
ゲームギアの周辺機器の中では最も実用性の高いアイテム。
お馴染みの『SA-150A』ACアダプタを使用して充電を行うことにより、ゲームギアを連続3時間使用できる。
※SA-150A:マーク3、マスターシステムメガドライブ1で採用されたアダプター。
 日本版ゲームギア本体にも使用できる。


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ゲームギア本体発売まもなくして発売された登場したバッテリーパックは、
フル充電に約8時間を要する。それで3時間稼動。
今考えるととんでもない話だか、時代的にそういう時代でした。

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バッテリーパックには、ホルダーを備えている。
このホルダーの使用方については、取扱説明書にもパッケージでも触れられていない。
普通に考えれば、ベルトに装着するのだが、、ちょっとかっこ悪い。。
(旧モデルのジリオン銃のバッテリーパックみたいだ。。)
しかし、バッテリーパックのあの重さを感じずに使用できるだから機能性には優れている。


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後期に発売された「パワーバッテリー」は、ゲームギア本体背面に装着できるように仕様変更。
見た目は抜群に良くなったが、その分、本体が重く。。
クイック充電モードが搭載され、フル充電に要する時間が約2.5時間と大幅に短縮する。
但し稼働時間は3時間のまま。
また、ノーマル充電モードではバッテリーを充電しながらも、ゲームをプレイすることができ便宜性に優れている。

バッテリーは、セガ以外からも発売された。もちろん、正式ライセンス品。
インフォコム社製「ゲームギア用バッテリーアダプター」(1995年4月14日)
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このバッテリーアダプターは、軽量化を最重視したバッテリーだ。
バッテリー本体は2分割され、ゲームギア本体の電池ボックスに装着する仕様。
フル充電時間は8時間ながらも、バッテリー充電しながらもゲームがプレイできる。
ゲームギア本体の連続稼働時間は約2.5時間と少な目。
そのうえ、電池ボックスに装着する為、乾電池との併用ができないのが痛い所。
尚、このバッテリーで使用するアダプターは、『SA-190』ACアダプタを使用する。
※SA-190:メガドライブ2、32X、ピコ、デジオなどで採用されたアダプター。
 海外版ゲームギア本体にも使用できる。



補助電源の弱さは、バックライトカラー液晶を採用したゲームギアの背負った宿命といってよい。
バッテリーの技術のまだ未熟な時代だったからこそ、それぞれに創意工夫が盛り込まれていて
今見ると微笑ましい。。
当時は死活問題だったが。

だから↓こんなのも登場するわけだ。
【GG/欧州】 SOLAR GEAR (1993年頃) ≪JMP≫



【入手容易度】(普通/やや難/難/かなり難/極めて難)
 ≪普通-やや難≫
【プレミア度】(極安/安/普通/高/極高)
 ≪普通≫
※ 実用品として購入するなら必ず新品で。