【GG/日本】 ワイドギア(1991~1992年頃) ≪サン電子≫

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小さいゲームギアの画面をより快適にプレイする為の拡大鏡
凸レンズの働きにより映像を拡大して見ることが可能。
かなりのアイデア商品で、ゲームギアの周辺機器の中ではかなりメジャーなアイテム。
ゲームギアではセガから発売した『ビッグウインドー』が有名だが、サン電子からも登場している。
【GG/日本】 ビッグウインドー・ビッグウインドーII(1992年頃) ≪セガ≫

サン電子が発売した『ワイドギア』の拡大率はなんと約2.5倍。セガのビッグウインドーは約1.5倍。
固定用アームもネジで固定するのでビッグウインドー(1)よりは強固。
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但し、ビッグウインドーのような外の光を遮るような構造ではない。


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【ワイドギアの謎】
ビッグウインドー、ビッグウインドーII、 及びワイドギアの発売日が不明です。
基本的に、このブログで参考にしている(参考にさせてもらっている)情報源は、
セガのサイト、書籍「セガ・コンシューマー・ヒストリー」、
amazonなどデータベース的に商品管理をしているネットショップなどなのですが、
それぞれ発売日の表記がマチマチなのです。
情報を総合して考えると、ビッグウインドー、ビッグウインドーIIは1992年発売。
ワイドギアは1991~1992年発売と考えられます。

つまり、ゲームギア大鏡のオリジナルは、セガのビッグウインドーではなく、
サン電子のワイドギアの可能性が高いです。

そもそも、かなり実績のある会社のサン電子ゲームギアの周辺機器として、
「ワイドギア」だけを供給していることに、もの凄く違和感があったのです。
サン電子が拡大鏡というアイデアを考案しワイドギアを商品化。
それをセガも見習ってビッグウインドーとして追随する形で発売。。と考えればもの凄く納得がいきます。

1991年のメガドライブファンの8月号で、小さな記事ではありますが、
サン電子がワイドギアというゲームギア用拡大鏡を発売予定」という記事が写真付きで掲載されています。
その記事を読むに、当時にはまだ「ビッグウインドー」は存在していないようなので、
ワイドギアがオリジナルというのは恐らくガチでしょう。

⇒◆◆◆natumixさまより情報を頂きました☆◆◆◆
 追加情報となります。サン電子は、ゲームボーイ向けに『ワイドボーイ』なる拡大鏡も発売していたようです。
 つまり、サン電子にとって拡大鏡は、複数ある携帯用ゲーム市場向けの周辺機器事業の一環だったというわけですね。


【入手容易度】(普通/やや難/難/かなり難/極めて難)
 ≪普通-難≫
【プレミア度】(極安/安/普通/高/極高)
 ≪安-普通≫