【DC/欧州】 DREAMCAST用GD-ROMソフト (1999年10月14日~) ≪-≫

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欧州で発売されたDREAMCASTGD-ROMソフト。
日本より遅れること約1年後、北米より一ヶ月程遅れてDREAMCASTの販売が開始される。
北米版同様、時期的に「Power VR2」チップの歩留まりも向上し、本体の供給も安定化されていた。
コンテンツたるソフトも揃っていたので、欧州においても好調なスタートを切ったようだ。
欧州DREAMCASTは、2002年までの間に219本(推定)のタイトルが発売された。(正規版のみ)


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欧州版DREAMCASTソフト。
欧州版のイメージカラーは青空色の地に白のぐるぐるマークである。
日本版とも北米版とも違うこの欧州独自のイメージカラーは、個人的にはかなり気に入っている。
欧州版ソフトは、専用の2枚組CDケースを採用。
2枚組CDケースを採用している理由は、取扱説明書が分厚いから。
通常の1枚組CDケースでは取扱説明書が収納できないのだ。
欧州は多言語圏の為、取扱説明書も4~5言語で記載されている。よってページ数が膨大となるのだ。
取扱説明書は表紙はカラー印刷だが中身はモノクロ印刷。

ちなみに、本体などに無料で同梱されているようなソフトは、この専用2枚組CDケースにではなく
通常の音楽CDケース(1枚組)に収納されていることが多い。


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画像は、北米では発売されず欧州でのみ発売されたソフト。
画像の中では日本で発売されたソフトはない。
DREAMCASTには、北米では発売したけど欧州では未発売。欧州では発売したけど北米では未発売といった
ソフトが結構多い。
これは・・欧州と北米での好みの違いというのもあるのだが、なんといっても1年半という海外DREAMCAST
刹那的ともいえる寿命の短さにあると思われる。
最初は北米に投入して後から欧州へ、もしくは最初は欧州に投入して後から北米へと、
色々あ~だこ~だしているうちに時間切れの尻切れトンボになったのが原因だと思われる。。
ちなみに、『D2』『Death Crimson OX』『Gundam: Side Story 0079』『餓狼伝説シリーズ』などは北米のみ発売。
そして、『Fighting Vipers 2』『Rez』『Shenmue II』などは欧州のみの発売だ。


尚、欧州DREAMCASTにもレイティング制度(年齢制限)がある。
このレーティングは、欧州ではMEGA DRIVE/MASTERSYSTEMからずっと続いているお馴染みのものなので割愛。



【入手容易度】(易/やや難/難/かなり難/極めて難)
 ≪易-極めて難≫
【プレミア度】(極安/安/普通/高/極高)
 ≪極安-高≫