【DC/日本】 ドリームキャストキーボード HKT-7600/HKT-4000 (1998年11月27日) ≪セガ≫

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ドリームキャスト用のキーボード『ドリームキャストキーボード(HKT-7600)』。(\4,500)
家庭用ゲーム機用キーボードとしては珍しく、本体と同時に発売された周辺機器。
これは、インターネット接続を前提としたハードだった故のことだろう。
キーボード自体は、セガサターンキーボード(HSS-0129)を、
ほぼそのままドリームキャストに流用したものといってよいだろう。
「流用」と表現すると、聞こえが悪いがサターンキーボード自体がかなり評判の良いものだったので
優良資産の有効利用と思えばよい。
実際問題、本体と同時発売する周辺機器は、多くの場合、開発期間の短さもあってかあまりデキの良いものがない。
そんななか、ドリームキャストキーボードのデキはかなり良い部類に入る。
サターンの資産がベストな形で継承された数少ない例のひとつというわけだ。

ドリームキャストからインターネットを始めたという人もかなり多く、
そういう意味では、このドリームキャストキーボードはサターンキーボードよりも利用したユーザが多い。
また、業務用『タイピング オブ ザ デッド』のヒットに伴い、
タイピングソフトがドリームキャストには数多く登場した為ゲーム用周辺機器としてもかなり活用された。
『アウトトリガー』などタイピングソフト以外の対応ソフトもポツポツ存在。
【DC/日本】 タイピングソフト (2000年3月30日~) ≪セガ他≫


2000年8月17日には、ニューモデルのドリームキャストキーボード(HKT-4000)が登場する。(\4,500)
旧来のドリームキャストキーボードよりも小型化を実現。スケルトン仕様のキーボードだ。
デザイン的に素敵になりました。
キーボードはその性質上、小型化すれば扱いにくくなるもので、
この新型ドリームキャストキーボード(HKT-4000)も同様で、扱いやすさは旧モデル(HKT-7600)に劣る。
そもそも、旧モデル(HKT-7600)も一般的な通常のキーボードに比べればコンパクトなものだったし・・。


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尚、2000年12月21日にはブラックカラーのキーボードが発売された。
これは、スーパーブラックモデルのドリームキャストが再販された際に、
ドリームキャストダイレクト限定で同時発売された記憶がある。
【日本/DC】 DREAMCAST SUPER BLACK MODEL (2000年7月13日発売) ≪セガ≫


カラーリング違いではサクラ大戦バージョンや、ハローキティ版ピンク&ブルーなどがある。
【日本/DC】 Hello Kitty DREAMCAST SET SKELETON PINK (1999年11月25日発売) ≪セガ≫
【日本/DC】 Hello Kitty DREAMCAST SET SKELETON BLUE (1999年11月25日発売) ≪セガ≫
発売時期からもわかるように、ハローキティ版ピンク&ブルーのキーボードを通常販売したのが、
ニューモデルのドリームキャストキーボード(HKT-4000)だったりする。
意図的にデザイン重視に走ったわけだ。


なお、『インターネットスターターキット(HKT-2000)』に付属するキーボードは、
「削除」「後退」などの日本語表示付きの特製キーボード。



【入手容易度】(易/やや難/難/かなり難/極めて難)
 ≪易-やや難≫
【プレミア度】(極安/安/普通/高/極高)
 ≪安-普通≫