【DC/日本】 @barai(アットバライ)版ドリームキャストソフト (2000年10月5日) ≪セガ≫

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@barai(アットバライ)版のソフトは、安価な値段で購入することができ
ゲームソフトの途中までをプレイすることができる。ここまでは体験版と同じ。
@barai版の特徴は、途中までプレイしてみて続きが遊びたい時には、
インターネットに接続し「@baraiキー」というロック解除を果たすデータを買い、
自分のメモリーカードにダウンロードすることにより、ゲームの続きをプレイすることが可能になるシステム。
つまり、その名の通りの「後払い」システム。
キャッチフレーズは『試して・遊んで・続きをネットで買う!』
※@barai版ソフトで遊んだデータは、通常版に引き継ぎ遊ぶことが可能。

@barai版のソフトは約1000円程で販売。@baraiキーは2000円~3000円で購入可能だった。
@baraiキーの購入には「ドリム」(ネットワーク上で利用できたドリームキャストの仮想通貨)が必要となった。
@barai版対応ソフトは当初、約15タイトルの発売を計画していた。

尚、2002年3月31日をもって@baraiキー購入サービスは休止。
現在、@baraiソフトは既に@baraiキー購入済みでない限り体験版ソフトとしてしか機能しない。


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@barai対応ソフト第一弾「エターナルアルカディア @barai版」。
2000年10月5日に1,000円(税別) で発売された。
通常版のドリームキャストソフトと異なり、DVDを入れるようなトールケースが採用されている。
通常版のエターナルアルカディアと同様にディスクは2枚。
途中までプレイできないよう制限されている事以外、中身は通常版と変わらない。
また、@barai版には、通常版と同一の取扱説明書と一緒に、@baraiシステムの利用手引書が入っている。
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かなり目立つパッケージデザイン。@barai第一弾ソフトのアピールもあるのだろが、
何よりもユーザが通常版と間違えて購入しない為というのもあるのだろう。
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GD-ROMディスクにも@baraiのロゴがプリントされている。


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ゲーム雑誌の付録として付いてきた「エターナルアルカディア @barai版」。
他にもモニターを集って無料配布に近い事もかなりしていた。小売店は怒らなかったのだろうか。。
苦労して配りまくった@baraiソフトだが、実際に@baraiキー購入にまで至るユーザはかなり少なかったようだ。


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@barai対応ソフト第二弾「ハンドレッドソード @barai版」。
2001年2月8日に980円(税別) で発売された。
そして、第二弾にして最後の@barai対応ソフトである。
そのうえ、セガのネット販売のみで店頭では販売されなかった。
ケースは、通常の2枚組み音楽ケースが採用されている。
ディスクは1枚なのに2枚組みケースが使用されている理由は、
@baraiシステムの利用手引書が少し分厚くて通常の1枚組CDケースでは入らないからだ。
ちなみに「ハンドレッドソード 通常版」は1枚組CDケースを使用している。
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ハンドレッドソード @barai版」のディスク。
ちなみに「ハンドレッドソード 通常版」のディスクは赤い。
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ハンドレッドソード @barai版」のパッケージ。
一見して通常版と区別し難いので、購入時には注意が必要。
通常版を買ったつもりが、今や体験版としてしか役に立たない@barai版を買ってしまったなんて泣くに泣けない。
・・とはいっても、「ハンドレッドソード @barai版」はほとんど中古市場で出回っていないのだが。
逆にAMAZONマーケットプレイスなどでは、@barai版と銘打って通常版を売っている輩がいるとのこと。



【入手容易度】(易/やや難/難/かなり難/極めて難)
 ≪難-かなり難≫
【プレミア度】(極安/安/普通/高/極高)
 ≪安-普通≫