【TIGER】 game.com POCKET PRO (1998年発売)

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【購入時期】
2000年頃新品で購入。ソフト数本付いて5,000円ぐらいかしら。(´ー`)
【購入経緯】
これ。たぶん、初めて海外取引・・・つーか、個人輸入をしてゲットしたものです。

いや、別にこのgame.com目当てで買ったのではなく、
GENESISやMASTERSYSTEMのソフトを買ったついでに一緒に購入してみたもの。

当時は送料を浮かすために船便つかって輸送して貰うことが多くて、
大量に買えば買うほどお得感が強かったんだよね。

ちなみに船便は届くまで数ヶ月間かかるんだけど、
この待っている間がとてもウキウキわくわくだったな。

やっぱ、初めて海外取引する時は、それはそれは不安で不安で
全然分からないことだらけで、超緊張した。

無事に届いた時の達成感はたまらんもんがありました。
それはもう、その時に入手したこんなヘボ携帯ゲーム機も良い思い出になるぐらい。


今現在もこんなブログやってるぐらいですから、
個人輸入することもあるのですが・・・昔の個人輸入は大変だった。。。

今なんかは個人輸入も超らくちんぽんですよね。
ショップなんかはアカウントとって後はショッピングカートにお目当ての商品ぶちこんで、
PayPalかなんかで決済するだけでしょ。
海外オークションのe-bayなんかも、昔と違って取引方法がガチガチにガイドライン化されているから、
落札したら、送金金額をしっかり確認して、PayPalで決済するだけだし。



昔は大変だった・・・。
ショップでも「ショッピングカート」なんてあるのは超大手のネットショップぐらいでしかないから
レトロゲーム系のショップの多くは、メールで問い合わせるのが常套手段。
もちろん一発目のメールは「日本への発送はOKですか?」の問合わせから始まるわけですよ。
メールで問合わせできるのはいい方で、FAXでしか受付ていないショップとかありましたし。

海外にFAXすると1ページ500円ぐらいかかるんですよ。エアメールかっつーの。

日本への発送がOKとなったら次は決済方法の相談ですよ。

当時もPayPalはあるにはあったけど、全然普及してなかったから、
ショップなんかだとクレカ決済が多かったかな。
今のクレカ決済とは全然手続きが違うんだけど。

まず、自分の手持ちのクレカをコンビニかなんかに行ってコピーするんだ。
そして、そのコピーに手書きのサインを入れてFAXで海外ショップに送信
もうね。FAX最強ですよ。ここでまた送信料500円かかってるんですけど。

つか、コストはさておき、どんだけリスク高いんだよ。

もちろん、海外通販使う用の専用クレカを準備。
そのクレカもネットで、決済内容を日計りで監視できるサービスを提供している会社のものであることが前提でした。

今じゃ珍しくないサービスだけど当時はまだそんなサービス少なかったなぁ。
銀行のネットバンキングも専用のアプリケーションをPCにインストールして利用しているような時代だったし。

そもそもクレカもクレカで、海外通販に強いクレカと弱いクレカがあって弱いところだと拒絶されるという。
入会費・年会費無料のセゾンカードがかなり最強の部類だったのが強く印象に残っています。


e-bayのような海外オークションの決済は、PayPalやBidPay(懐)、IPMO、現金払いが主軸だったかと。
もちろんPayPalが一番楽なんだけど、当時はパワーSellerしか使っている人がいなくて、
大体、IPMO(国際郵便為替)での決済をSellerにお願いしてましたね。Please...って。
それでいて一番嫌だったけど、結構要求してくるSellerが多かったのが現金払い。。。
銀行行って相手国の通貨に換金して、秘密の方法で発送してました。
もちろん輸送事故時の保証無し。
無事に届いていようが届いていまいが相手に「届いていません」と言われればそれで終了。
どんだけリスク高いんだってばさ。


と、ここまで書いて思ったんだけど、昔は色々めんどくさかったけど、
その分、取引相手とのコミュニケーションが楽しめましたね。
英訳ツールとか無い時代だったので一生懸命、英作文してたんだけど。
おぼつかない英語なりにコミュニケーションがとれて、情報交換したり、
変なオマケ付けて貰ったり、秘密のなにかを送るに粗品も付けて配送したら、それがやたら喜ばれたり。
今となっては便利になった分、淋しくもなりました。

Yahoo!オークションでも同じことがいえるんだけどね。
発足当初のヤフオクと今のヤフオクはまったく別物だし。
【ソフトについて】
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以前に記事にしてしまっているので省略。(詳細は↓の記事へ)