【ETC/日本】 週間ファミ通 ~ 週間ファミ通25周年特集『SEGA セ~ガ~♪』 (2011年4月28日) ≪エンターブレイン≫

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エンターブレインより発行されている『週間ファミ通』の2011年5月12・19日合併号。

週間ファミ通25周年特集で『SEGA セ~ガ~♪』が88ページにも及ぶ大特集が組まれている。
表紙には、SEGAから誕生した新旧のキャラクター達が大集合。
SEGAの歴史そのものと言ってもよい。
セガマニアなら表紙を眺めるだけで小一時間は楽しめる。

特集記事は、週刊誌とは思えないほどのボリューム。
セガの歩んだ60年の歴史や、新旧ゲームクリエイターによる秘話・逸話インタビュー。
アーケード・コンシューマの名作シリーズ、名作ゲームなどを振り返っている。

ユニークな冗談企画もあり、それはもうかつてのセガ専門誌を彷彿させる内容。

現在のセガマニアはもちろん、かつてのセガマニアも是非手にとってみるとよい。
※この記事の更新時では最新号。入手急げ。
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セガマニアには、ファミ通に対してあまり良い印象を持っていない人が多い。
それはかつて、セガに対する扱いがあまりよくなかった過去があるからだ。

ファミ通は元々「ファミコン通信」という名でアスキーから発行されていたゲーム雑誌。
その後、現在の「ファミ通」と名称変更。
アスキーの分社化によりエンターブレインから発行されるようになり今に至る。


セガに対する扱いの酷かったファミ通だが、エンターブレイン発行になってからその距離は一気に縮まる。
セガ 及び 当時その親会社だったCSKの資本がアスキーに入るようになってたので当然の流れではある。



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最初で最後のファミ通セガ専門誌『ファミ通DC』。
あまり知られていないがドリームキャスト時代のセガのオフィシャル雑誌。
当初は月刊誌だったが隔週発売になる。

セガ専門誌の名門といえば間違いなくソフトバンク発行の月刊『Beep』及びその血を受け継ぐ後継雑誌ら。
ドリームキャストの時代では『ドリームキャストマガジン』にあたる。
しかし、内容のクオリティの高さでは完全に『ファミ通DC』に軍配があがっていたように思う。

特に月刊誌時代における内容の濃さは尋常ではなく、それこそかつての『Beep』を彷彿させる。
今読んでも十分に楽しめる内容なので機会があればセガファンは是非。

とはいえ、当時のセガファンの「ファミ通アレルギー」は相当なもので
あまり評価されることはなかったように思われる。


ファミ通DC』の気骨さが現われているような増刊号。(当時、セガグループの一員だったってのも有り)
【DC/日本】 いまこそ!! Dreamcast with SPECIAL GD!! (2001年) ≪エンターブレイン≫
ビジュアルメモリーのゲームデータを纏めた内容で今現在でも貴重な資料だ。


更に、ファミ通DC編集部監修のファミ通増刊号。
【DC/日本】 ドリームキャストVMデータ集(2002年) ≪エンターブレイン≫
こちらも更に大量のビジュアルメモリーデータ集。もちろんこれも資料価値有り。



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2002年にファミ通Booksとして発行された『セガ・コンシューマ・ヒストリー』と
セガ・アーケード・ヒストリー』。
セガ・コンシューマ・ヒストリー』はファミ通DC編集部監修。
セガの2001年までの歴史を纏めた資料本としては現時点間違いなく最高峰といえる。


尚、2009年に東京タワーで催された『セガコンシューマーヒストリー展』は、
上記の『セガ・コンシューマ・ヒストリー』を基にしたイベントだった。
【イベント】セガコンシューマーヒストリー展 @ 東京タワー SPACE WAX
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【入手容易度】(易/やや難/難/かなり難/極めて難)
 ≪易-やや難≫
【プレミア度】(極安/安/普通/高/極高)
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