東京証券取引所のシステム障害
東京証券取引所は、僕の勤めている会社と目と鼻の先の場所にあります。
今日は東京証券取引所でシステム障害が発生しましたね。。
http://www.tse.or.jp/news/200511/051101_s.html
今日は東京証券取引所でシステム障害が発生しましたね。。
http://www.tse.or.jp/news/200511/051101_s.html
いいわけがない。
東証と同システムを導入している札幌証券取引所、並び、福岡証券取引所も取引停止。
東証とホットラインを結ぶ各証券会社も怒号が飛び交うパニック状態。
世界の東証ゆえ、昨今増えつづけていた海外投資家にも影響が甚大。
東京証券取引所の株式上場問題にも影響有り。
ましてや、小泉内閣の新体制がスタートした直後の初めての取引、、
日本の一般投資家達にも当然のことながら多大な影響を与えた。
東証とホットラインを結ぶ各証券会社も怒号が飛び交うパニック状態。
世界の東証ゆえ、昨今増えつづけていた海外投資家にも影響が甚大。
東京証券取引所の株式上場問題にも影響有り。
ましてや、小泉内閣の新体制がスタートした直後の初めての取引、、
日本の一般投資家達にも当然のことながら多大な影響を与えた。
あちゃ~~。。(ノ∀`)
原因はなんだろうね?
以下、僕の想像と推察。
予算がなければ、どうしてもスケジュールもヒッパクしたものになる。
ただでさえ、取引量の増大に伴う早急なシステム変更を要するタイミングだったと思うので尚更か??
ただでさえ、取引量の増大に伴う早急なシステム変更を要するタイミングだったと思うので尚更か??
う~~ん。。色々考えられますね。。
東証の出した今回の障害の原因をみると、、
こんなバカみたいな障害原因が昼近くになるまで判明しなかった事実。。
エラーコードの設定とかズサンだったんだろうなぁ。。
障害の原因といたしましては、10月31日に実施した月末処理において、処理プログラムに一部不具合が
あったことによるものと思われます。当該プログラムは、10月8日から10日に処理件数拡張に伴い修正を
行なった箇所になりますが、その中で証券会社情報取得に係る処理が正常に行なわれなかったものと考えられます。
うわ~~~。。バッカみたいな障害原因だ。あったことによるものと思われます。当該プログラムは、10月8日から10日に処理件数拡張に伴い修正を
行なった箇所になりますが、その中で証券会社情報取得に係る処理が正常に行なわれなかったものと考えられます。
こんなバカみたいな障害原因が昼近くになるまで判明しなかった事実。。
エラーコードの設定とかズサンだったんだろうなぁ。。
プログラム開発は一般的に、プログラミング後、単体テスト→結合テスト→システムテストといった
流れを経て、最後の最後に本番に挑むことになると思います。
この手の障害なら、結合テスト、若しくはシステムテストレベルで検出可能なハズなのですが、、、
だそうです。。orz
流れを経て、最後の最後に本番に挑むことになると思います。
この手の障害なら、結合テスト、若しくはシステムテストレベルで検出可能なハズなのですが、、、
だそうです。。orz
いや~~。。十分なテストできないにしてもさ。。
会員コード関連の不具合なんて、月次バッチというめんどくささはあっても
システムテスト環境で本番データをぶち流せば一発で判明するんじゃないのか???
(サイクルテストなんてする時間は無いにしてもね)
会員コード関連の不具合なんて、月次バッチというめんどくささはあっても
システムテスト環境で本番データをぶち流せば一発で判明するんじゃないのか???
(サイクルテストなんてする時間は無いにしてもね)
開発者については派遣だったりする可能性があるのでなんともいえませんが、
まぁ。。これだけの大事件になってしまったので、
各フェーズのリーダー及び富士通、東証双方のテスト実施者・検証者の処分は免れないでしょうね。。
まぁ。。これだけの大事件になってしまったので、
各フェーズのリーダー及び富士通、東証双方のテスト実施者・検証者の処分は免れないでしょうね。。
う~ん。。開発関係者にとって今日は、まったくもって生きた心地のしない一日だったろうなぁ。。
いや、今もまだなんともいえない気分が続いているはず。。
たぶん、今回の騒動の張本人もPTSDになるくらいのショックを受けたと思うよ。
それぐらいの精神的処罰を受けていますよ。
いや、今もまだなんともいえない気分が続いているはず。。
たぶん、今回の騒動の張本人もPTSDになるくらいのショックを受けたと思うよ。
それぐらいの精神的処罰を受けていますよ。
昔に、とある某システムが本番でシステム障害を起こした時があって。
たまたまそこに居合わせた僕らがシステムの復旧に力を貸したことがあります。
もちろんシステム障害が僕らにあるわけでもなく、慈善行為に近い形ではあったのですが、
あの時の緊迫感・プレッシャー・重い雰囲気は今、思い出してみても胸を締め付けてくるものがあります。
たまたまそこに居合わせた僕らがシステムの復旧に力を貸したことがあります。
もちろんシステム障害が僕らにあるわけでもなく、慈善行為に近い形ではあったのですが、
あの時の緊迫感・プレッシャー・重い雰囲気は今、思い出してみても胸を締め付けてくるものがあります。
今回の開発関係者に関しては、もちろん『責任』もあるわけで、その精神的圧力・自己嫌悪感は
はかり知れないものがあったのではないのかと。。
はかり知れないものがあったのではないのかと。。
とりあえず、『考えうる最悪の事態』までには及ばなかったわけで、、
開発関係者個人個人には、「どんまいっだよ!!(>_<;」とエールを贈りたい。
開発関係者個人個人には、「どんまいっだよ!!(>_<;」とエールを贈りたい。
と、同時に、富士通や東証(に限った話では全くない)といった組織・企業には、
危機管理の大事さを改めて深く考えていって欲しいですね。
断言できます。これは悪いのは個人ではなく、組織です。
組織の開発に対する利益中心的な考え方が今回の障害を引き起こしたのだと思います。
危機管理の大事さを改めて深く考えていって欲しいですね。
断言できます。これは悪いのは個人ではなく、組織です。
組織の開発に対する利益中心的な考え方が今回の障害を引き起こしたのだと思います。
そして、恐らくこういった障害は、今後、取引所に限った話でなく色んな場所で起こると思います。。。