Slightly Stoopid

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SLIGHTLY STOOPIDの新譜。ジャケだけ見たら、もろにスラメタかヘヴィ系だね。
でも、音は、ホントに超爽快・夏真っ盛りの南カルフォルニアのサーフサウンド
日頃、あまり音楽を聴かない人にもオススメできる。リラクゼーションにもいいかも?ってぐらい。
こうもジャケットのイメージと中身の音が違うと、売上とかに響かないのだろうかとか
なんだか色々余計な心配をしてしまうが。(アルバムも3枚目になるとイメージも浸透しているだ
ろうからそんなでもいいのかしら。)
で、そんな訳知り顔のオイラですが、まともに聴いたのはこのアルバムで初です。
Sublimeの後継者的なイメージがあってあまりいい印象がなかったです。
いや、オイラ、Sublime大好きなんで逆に。
ましてや、Sublimeには、Long Beach Dub Allstarsという正統な後継者がいましたし。
ん~。でも、このアルバム聴いているとそんな事言ってられませんね。
こいつ等、結構凄いですわ。例えばLong Beach Dub Allstarsは、Sublimeの最後にして最高傑作の
アルバムの『SUBLIME』のクオリティを如何に再現するかって感じの作品に感じてたんだけど、
こいつ等この作品は、その『SUBLIME』の更なる拡大延長路線をいってます。
Sublimeはレゲェ/ダブ/スカ(最後のアルバムではHipHopも取り入れていた)、そしてパンク/ハードコア
の融合を南カルフォルニアのサーフ音楽風味にしてうまく調理することにより、他のミクスチャーバンドや
スカパンバンドと一線を隔していたんだけど、、このSLIGHTLY STOOPIDの新譜は更に貪欲にファンクや
ブルーズなど様々な要素を取り入れています。いや、正確には吸収しています。
全20曲(日本盤は22曲)というかなりの曲数で、曲調もバラエティ豊かなんですが全体通して聴いてても
全然違和感ないですもん。完全な一貫性がある。つまりアルバムとしての完成度が異様に高いんです。
これ聴かされると、Sublimeがどうのって言ってられなくて、無闇やたらに「海で聴きてぇ~!」という
衝動に駆られます。(ちなみにウータンクランやファミコンゼビウスがサンプリングされているのも
本作のウリらしい。。)

で。こいつら今年のサマソニに出ます。
http://www.summersonic.com/
一見、日割り表には出ていなくて「アレー?どこだろ??」と思って必死になってなんども見直したら
一番下のBEACH STAGEに彼らの名前が。。

やったゾ!みんな!海で聴けるネ!!

いや~、昨年のBEACH STAGEは酷いメンツでしたから。。BEACH STAGEの存在を忘れてました(^-^;;