【北米/MD】 GENESIS 32X (1994年11月発売) ≪セガ≫
SEGA SATURN同様32BitCPUのSH-2を2個積み、MEGA DRIVEのハードパワーを飛躍的にアップさせる
アップグレードブースター「SUPER 32X」の北米版『GENESIS 32X』である。
※SUPER 32XとGENESIS 32Xはハードデザイン/カラーリング以外はまったく同一のものである。
アップグレードブースター「SUPER 32X」の北米版『GENESIS 32X』である。
※SUPER 32XとGENESIS 32Xはハードデザイン/カラーリング以外はまったく同一のものである。
北米版の32Xは、実は日本よりも先に北米で販売が開始されている。
というのも、そもそも32Xの構想自体が、北米側から強く要請されて生まれたものだからだ。
というのも、そもそも32Xの構想自体が、北米側から強く要請されて生まれたものだからだ。
北米のGENESIS(MEGA DRIVE)市場は、以前にも紹介したように非常に強大かつ広大な大きさを誇っていた。
時は、SEGA SATURNなどの次世代32Bit機戦争がまさに勃発したタイミングではあったが、
易々と従来の16Bit市場を捨てるわけにもいかなかったのだ。
時は、SEGA SATURNなどの次世代32Bit機戦争がまさに勃発したタイミングではあったが、
易々と従来の16Bit市場を捨てるわけにもいかなかったのだ。
個人的に、セガのハード事業撤退のトリガーとなったのが、この32Xの登場にあるのだと思っている。
32Xの詳細なスペックは日本版SUPER 32Xの記事で紹介しよう。
GENESIS 32Xについてとりわけ注記しておきたいのは、
日本の32X市場よりは、北米の32X市場が恵まれた環境にあったことだろう。
32Xソフトの絶対数が日本よりも多く(約40タイトル)、
その結果、北米版だけでしかプレイできない32Xソフトは多い。
特に日本でも発売予定であったにも関わらず結局は発売中止になった32X用のCD-ROM媒体のソフトが
北米では何枚か発売されていることには注目したい。
尚、32X本体自体にはエリアプロテクトを判断する機能はないようで、
接続しているMEGA DRIVE(GENESIS)、もしくはMEGA CD(SEGA CD)に依存する。
日本の32X市場よりは、北米の32X市場が恵まれた環境にあったことだろう。
32Xソフトの絶対数が日本よりも多く(約40タイトル)、
その結果、北米版だけでしかプレイできない32Xソフトは多い。
特に日本でも発売予定であったにも関わらず結局は発売中止になった32X用のCD-ROM媒体のソフトが
北米では何枚か発売されていることには注目したい。
尚、32X本体自体にはエリアプロテクトを判断する機能はないようで、
接続しているMEGA DRIVE(GENESIS)、もしくはMEGA CD(SEGA CD)に依存する。