【東亜/MD】 MEGA DRIVE3 (2000年頃発売) ≪Lite Star≫

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まず初めに断っておかなければならないが、
今回紹介する『MEGA DRIVE3』というハードがセガのライセンスを正式に受けたものかは不明である。
パッケージや本体には、セガのライセンスを受けているという旨が記載されているが、
このハードの仕様から考えるに、それが真実なのかどうかはかなり怪しいものだ。
ただ、セガという会社は、良くも悪くも何をしでかすかよくわからない会社である為、
もしかしたら本当にライセンスした(ライセンスしてしまった)可能性も否定できない。
とりあえず、パッケージ及びハードのセガ正式ライセンスという表記を一消費者として信じて紹介する。
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MEGA DRIVE3は、2000年頃に香港で販売されたハードだ。
前述したように、パッケージ及びハードには、セガ正式ライセンスの表記がある。
※パッケージはGENESISのパッケージを意識したつくりになっている。
 「3」のフォントは、GENESIS3のフォントと同じもの。

MEGA DRIVE3には予め20本のソフトがプリインストールされている。
しかし、内蔵ソフトのみで市販のMEGA DRIVEカートリッジを挿入して遊ぶことはできない。

また、本体はコントローラと一体化したものであり、AVケーブルも専用のAVケーブルではなく、
通常のモノラルAVケーブルを使用する。
本体(コントローラ)の大きさは、SEGA SATURNのマルコンやDREAM CASTの標準パッドと
ほぼ同じぐらいの大きさである。

内蔵ソフトのラインナップは以下の通り。
・THE HEDGEHOG
・TORPEDO RANGE
TECMO WORLD CUP
・SPACE INVADER 90
・MEGA PANEL
・PEETAN
・FLICKY
SONIC THE HEDGEHOG 2
・ALIX KIDS
・TOWN
・FATAL LABYRINTH
SONIC THE HEDGEHOG 3
・DUNGEONLAND
SONIC THE HEDGEHOG 5
・TITUS THE FOX
・SONSON
・SONIC 6
・FLAPPY
・CAT WORLD
・COLUMNS
一瞬、心を弾ませてしまうようなタイトルも見受けられるが、どれもフェイクである。
ソニックアレックスキッドフリッキーの面違いである。
アジアの海賊版ソフトの「×× in 1」系によく見られる手口である。
実状は8本のソフトが収録されているに過ぎない。
※ちなみにパッケージに表記されているタイトル名とゲーム画面内のタイトル一覧の名前に
 食い違いがあるものも多数ある。

面白いのは説明書で、各ゲームタイトルの説明に、
『オリジナルは××というゲームでその○ステージを収録』と、事細かに記載している。
この妙な気配りが、セガ正式ライセンスのクオリティだというのか。。。
任天堂SCE辺りのハードだったら、100パーセント パチモノ確定のハードだが、
亜細亜の神秘性とセガのいい加減さを考慮すると、万が一には有り得そうなので侮れない。


【マシン名】
 MEGA DRIVE3 (2000年頃発売)
【価格】
 不明
【メーカー】
 Lite Star
【スペックはMEGA DRIVE2と同等】
【入手容易度】(易/やや難/難/かなり難/極めて難)
 ≪かなり難≫
 中古市場でもなかなか見られない一品。
 但し、そんなに高価な価格されている様子は見られない。