【DC/日本】 リージョンコード変更ソフト <ユニバーサルゲームアダプター> (2001年頃~) ≪-≫

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DREAMCASTは、セガハードで唯一、カートリッジスロットルを備えていないハードだ。
その上、ゲームソフトはGD-ROMという独自規格のディスクで供給されている。
つまり、ユニバーサルゲームアダプターの付け入る隙のないハードだ。
DREAMCASTの海外版ソフトをプレイする為に、海外版のDREAMCAST本体を入手する他は無いと
当初は誰もが覚悟していた。(私もかなり早い時期に北米版本体を購入)

しかし、そこはセガである。セガの「マヌケ」さは、マニアならずとも有名だ。
DREAMCASTにも、隙が存在した。それがDREAMCASTの独自規格である「MIL-CD」の再生機能である。
MIL-CDはその名の通りCD-ROMである。GD-ROMではない。
この点を逆手にとって、CD-ROMによるエリアプロテクトの解除を可能とさせたのだ。

画像は、カラットの「Pro Action Replay DC PAR」の体験版『Pro Action Replay DC PAR サンプラー 入門編』。
\1000~\500で非常に容易に入手可能。
Pro Action Replay本編を購入しなくとも、体験版で十分にユニバーサルゲームアダプターとしての役割を
果たしている。

当初、セガハードで唯一エリアプロテクトの解除が不能なハードと思われていたDREAMCASTだが、
最終的には、超リーズナブルな値段の体験版で誰もが海外ソフトを気軽に楽しめるハードとなってしまった。
皮肉な運命ですね。。

上で紹介した体験版でも海外ゲームを楽しむことはできますが、
末期に発売された海外ソフトの中には、このソフトでも動かせないものがあります。
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本格的なリージョンコード変更ソフトの『DC-X』。
このソフトを使用すれば、より多くの海外ソフトを楽しめるようになる。(完璧かどうかは保障できないが)


ちなみに、当然ながらMIL-CD非対応本体ではこの手のソフトは稼動はしません。
つまり、セガハードで唯一エリアプロテクトの解除が不能なハードは、MIL-CD非対応版DREAMCASTということになる。。



【入手容易度】(易/やや難/難/かなり難/極めて難)
 ≪やや難≫
【プレミア度】(極安/安/普通/高/極高)
 ≪極安≫