【MD/日本】 メガモデム対応の通信専用ソフト (1990年) ≪セガ≫

メガモデムによりメガドライブは対応ソフトを使用することにより様々な通信サービスを利用できた。
情報配信系のサービスは軒並みサービス終了してしまっているので今では利用できない。
但し、通信対戦系のサービスは、サーバを介すインターネット通信対戦とは違うので現在でも楽しめるようだ。


イメージ 1
対応ソフトには、メガモデム対応ソフトを表すアイコンがパッケージやカートリッジラベルに印刷されている。


イメージ 2
セガより発売されたメガモデム対応ソフト。
アメフト的なスポーツゲーム「サイバーボール」と戦略シミュレーションの名作「アドバンスド大戦略」の2本のみ。
共に通信対戦を実現している。


イメージ 3
サンソフトより発売されたメガモデム対応ソフト。
モデム開発を担当したサンソフトは通信対応ソフトの開発にも積極的で3本の作品をリリースしている。
野球シミュレーションの「TEL・TELスタジアム」と、「TEL・TELまあじゃん」は通信対戦が可能。
テーブルゲームの定番「紫禁城」は面データの送受信が可能となっている。


以上、メガモデム対応ソフトである。
メガモデム対応ソフトは、メガモデムがなくともスタンドアローンで遊ぶこと可能。


以下、紹介するのはメガモデム専用ソフト。
メガモデムがないと利用不可能なソフトたちだ。


イメージ 4
恐らくメガモデム専用ソフトで一番有名なタイトル「ゲーム図書館」。
メガモデム同梱版が発売された。
「ゲーム図書館」ではオリジナルゲームの配信サービスが利用可能となる。
これはまさにwiiの「バーチャルコンソール」を代表とするゲーム配信サービスの先駆け的なものである。
※ゲーム配信については、既にサービス終了。
尚、配信されたオリジナルゲームは、後々にメガCD版「ゲームのかんづめ」シリーズなどに再収録され楽しむことができる。


イメージ 5
プロ野球ニュース配信用ソフト「日刊スポーツ プロ野球VAN」。
その名の通り、プロ野球の試合結果などが受信できるソフト。
※サービスは終了


イメージ 6

イメージ 7
通信囲碁対局ソフト「サンサン」。
本来は他のソフト同様に、パッケージや取扱説明書も存在する。
イメージ 8
また、「サンサン」はメガモデム対応だけではなくISDNを使用したメガターミナルにも対応している。


尚、一般販売された通信対応ソフト(ゲーム図書館を含む)にプレミアはまったくついていないが、
配布用、通販専売、業務用の通信ソフトには、そのほとんどのサービスが終了しているにも関わらず
かなりのプレミアがついている。



【入手容易度】(易/やや難/難/かなり難/極めて難)
 ≪易-かなり難≫
【プレミア度】(極安/安/普通/高/極高)
 ≪安-極高≫