【日本/SG】 SG-1000 <初期製造バージョン> (1983年7月15日発売) ≪セガ≫

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セガ初の家庭用ゲームマシン「SG-1000」(SGはSEGA GAMEの略)の初期製造版の本体。
ガンダムカラーとも謳われる青いラベルの後期製造版SG-1000本体が有名だが、
初期に製造販売されていたSG-1000のラベルはブラックカラーだった。
ラベルの色が違う。ラベルのフォントが異なる。
説明書やパッケージのデザインが異なるといった点以外は中期製造版SG-1000本体とまったく同一。

SG-1000の機能についての詳細は、以下の記事にて触れているのでここでは割愛する。
【日本/SG】 SG-1000(後期製造バージョン) (1983年頃発売) ≪セガ≫


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初期製造バージョンと中期以降製造バージョンを並べた画像。
画像の初期製造バージョンのパッケージは、初期でも比較的後の方になって販売されたもの。
最初期製造のパッケージは、赤色や黄色の原色は配したパッケージデザインで、
画像のパッケージデザインとはまったく異なるものだった。
画像の初期製造バージョンのパッケージも、中期以降製造バージョンのデザインとは微妙にパッケージが異なる。
ちなみに、初期製造バージョンのパッケージの本体画像が青ラベルになっているが、
黒ラベルから青ラベルへの移行時期で、セガが"てんやわんや"になっていたものと考えられる。


以下、初期製造バージョンと中期以降製造バージョンの比較。(但し、キリがないので表面のみ)

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まず「SG-1000」のフォントが異なるのが大きな違い。

そして、SG-1000のパッケージには、ソフトのゲーム画面がいくつかプリントされているが、
この掲載されているゲーム画面も異なっている。

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『チャンピオンベースボール』

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『シンドバッドミステリー』(タイトル名が変更)

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『スタージャッカー』が『SEGAフリッパー』に掲載ゲーム変更。
そもそも初期製造バージョンでは、ソフトタイトルが少なかったからか、
スタージャッカーが2つプリントされていた。。

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『チャンピオンテニス』(タイトル名が変更)

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『麻雀』が『パッカー』に掲載ゲーム変更。


【型番】
 SG-1000 (1983年7月15日発売)
【価格】
 \29,800
【CPU】
 Z-80A(3.58MHz)
【MEMORY】
 ROM  8~48KB(オプション)
 RAM 8Kbit(1KB)
 VRAM 16Kbit(2KB)
【GRAPHIC】
 15色+1色発色可能(カラーミキシング210色)
 キャラクタ:8×8ドットマトリクス
【SOUND】
 PSG音源3音+ノイズ1音
【ETC】
ジョイスティック 2個使用可能(1個オプション)
【入手容易度】(易/やや難/難/かなり難/極めて難)
 ≪極めて難≫
 非常に古いものなので入手は難しい。
 但し、市場価格的には状態に拘らなければ比較的安価で入手できる。
 箱説付き、若しくは新品同様のものになると、それなりの値段になると思われる。