【SG/豪州】 DATA RECORDER SR-1000 (1983年頃) ≪John Sands≫

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オーストラリアにて発売されたSC-3000及びSK-1100に接続するテープレコーダ。
販売元はJohn Sands社だが、開発はセガ
つまり、日本の『DATA RECORDER SR-1000』とまったく同一のもの。
【参考記事】【SG/日本】 DATA RECORDER SR-1000 (1983年) ≪セガ≫

もちろん、マニュアルが英語表記だったり、アダプターの構造はオーストラリア地域で使用できるものに
変更されている。
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【参考記事】【SG/豪州】SC-3000用 磁気テープ (1983年頃) ≪GRANDSTAND/John Sands≫
↑の記事でも紹介したが、オーストラリア 及び ニュージーランドでは、
この「DATA RECORDER SR-1000」をデータ保存機能として利用されただけではなく、
供給された磁気テープ媒体のゲームソフトの再生にも頻繁に使われたようだ。

磁気テープ媒体によるゲームソフト(ユーティリティソフト含)の供給は、日本では考えれないほど多かったらしい。
そのタイトル数は、なんと180タイトル前後とも云われている。(ROMカートリッジ媒体のソフトタイトル数の2~3倍)
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磁気テープ媒体により供給されたソフトの一例『Case of the Mad Mummy(1985)』。
アタリのCommodoreから移植されたアドベンチャーゲーム

余談だが、SC-3000用フロッピーディスクドライブ「SF-7000」は、豪州でも発売されており、
なんとフロッピーディスクによるソフト供給もされていたようだ(30タイトル前後)。
以前に、ソニックの生みの親 中裕司氏が『セガ入社まもなくにディスク(FD)向けのソフト開発を行ったがポシャった』と
発言したことがあったが、もしかしたら中氏も知らない間に豪州でひっそりこっそり発売されていた可能性もある。
※中氏はSC-3000用FDDについて「SF-7000本体はたぶん発売されたと思います。廊下で在庫を見かけたから。」といった認識しかない。



【入手容易度】(普通/やや難/難/かなり難/極めて難)
 ≪極めて難≫
【プレミア度】(極安/安/普通/高/極高)
 ≪高≫