【ETC/日本】 任天堂 ゲームボーイカラーでプレイ可能なセガタイトル ≪メディアファクトリー/セガ≫
「携帯ゲーム機」という分野において、この時期のセガは既に(事実上の)撤退をしていた。
よって、ゲームボーイカラーへのセガゲームの供給については、かつてよりも敷居が低く・・なるはずなのだが、
混沌に満ちた事件に巻き込まれることになる。
よって、ゲームボーイカラーへのセガゲームの供給については、かつてよりも敷居が低く・・なるはずなのだが、
混沌に満ちた事件に巻き込まれることになる。
1999年春。総合ゲーム雑誌「ファミ通」にて、任天堂資本の開発会社「マリガール」の香山氏より
サクラ大戦のゲームボーイカラー版の発売が発表される。
その際のキーワードは『ゲームは(会社のものではなく)クリエイターのもの』だ。
「サクラ大戦」は当時のセガの看板ゲーム。制作総指揮を担っていたのが香山哲氏と入交昭一郎氏だ。
この発表はセガにとっては寝耳に水の発表だったようで、
急遽、当時セガの社長である入交氏より以下のようなコメントが発表される。
サクラ大戦のゲームボーイカラー版の発売が発表される。
その際のキーワードは『ゲームは(会社のものではなく)クリエイターのもの』だ。
「サクラ大戦」は当時のセガの看板ゲーム。制作総指揮を担っていたのが香山哲氏と入交昭一郎氏だ。
この発表はセガにとっては寝耳に水の発表だったようで、
急遽、当時セガの社長である入交氏より以下のようなコメントが発表される。
このセガのコメントに対するマリーガルの反応は以下の通り。
「ドリームキャストとゲームボーイカラーが繋がるのかも?」
当時のセガユーザーは浮き足立った。
看板タイトルが他社ハードに供給されるとしても、ドリームキャストにとってこれほど追い風になるものはない。
しかし、香山氏の発表の仕方や、それに対する入交氏の対応など、非常にきな臭い要素も多分にあった。
当時のセガユーザーは浮き足立った。
看板タイトルが他社ハードに供給されるとしても、ドリームキャストにとってこれほど追い風になるものはない。
しかし、香山氏の発表の仕方や、それに対する入交氏の対応など、非常にきな臭い要素も多分にあった。
実際、その後は、一向に任天堂からの正式アナウンスなどなく時は過ぎて行く。。
1999年8月。(書き替え専用)スーパーファミコン版「コラムス」がメディアファクトリーより発売される。
(メディアファクトリーは香山氏が常務取締役として在籍)
セガアーケードからの移植だったが、決して、良いとはいえない出来栄えだった。
(メディアファクトリーは香山氏が常務取締役として在籍)
セガアーケードからの移植だったが、決して、良いとはいえない出来栄えだった。
そして、2000年07月。ついに「サクラ大戦GB」がメディアファクトリーより発売。
画像は、左が初回限定版「サクラ大戦GB ポケットサクラパック」。
右が「サクラ大戦GB プレミアムパック(Tシャツが付属)」。
他にもローソン限定発売の各女性キャラクター仕様の限定サクラ大戦GBなど、限定版を乱発。
もちろん、通常版も発売されており、供給過多に。。
ゲーム内容の評判の悪さも手伝って、激しい値崩れを起こすことになる。
なお「繋がる」の要素だが「ポケットサクラ」という小型万歩計ゲーム機と連動という形で終わっている。
(ポケットサクラ⇒ポケットピカチュウのサクラ大戦版)
散々話題になった作品だが、最悪・・いや最低の結果となったといわざるを得ない。
尚、今回の記事のトップ画像は、サクラ大戦モデルのゲームボーイカラーとソフトがセットになった「サクラ大戦GB ゲームボーイカラーパック」。
こちらは唯一、極端な値崩れを起こしていない。
画像は、左が初回限定版「サクラ大戦GB ポケットサクラパック」。
右が「サクラ大戦GB プレミアムパック(Tシャツが付属)」。
他にもローソン限定発売の各女性キャラクター仕様の限定サクラ大戦GBなど、限定版を乱発。
もちろん、通常版も発売されており、供給過多に。。
ゲーム内容の評判の悪さも手伝って、激しい値崩れを起こすことになる。
なお「繋がる」の要素だが「ポケットサクラ」という小型万歩計ゲーム機と連動という形で終わっている。
(ポケットサクラ⇒ポケットピカチュウのサクラ大戦版)
散々話題になった作品だが、最悪・・いや最低の結果となったといわざるを得ない。
尚、今回の記事のトップ画像は、サクラ大戦モデルのゲームボーイカラーとソフトがセットになった「サクラ大戦GB ゲームボーイカラーパック」。
こちらは唯一、極端な値崩れを起こしていない。
2000年12月。入交氏セガを退社。
その一年後。。
いや、もっと正確に表現するならば「香山氏の在籍しているセガからの発売」といった方が正しいのか。
『ゲームはクリエイターのもの』この言葉の真の意味する所がなんなのか今となっては不明だが、
いかなる理由があろうとも、ユーザーを"置いてけぼり"にしたゲームに未来はない。
いかなる理由があろうとも、ユーザーを"置いてけぼり"にしたゲームに未来はない。
【入手容易度】(普通/やや難/難/かなり難/極めて難)
≪普通-かなり難≫
【プレミア度】(極安/安/普通/高/極高)
≪普通-高≫
≪普通-かなり難≫
【プレミア度】(極安/安/普通/高/極高)
≪普通-高≫