【MD/日本】 BEEP!メガドライブ4月号特別付録 シムスエイト(1993年) ≪ソフトバンク≫

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メガドライブの専門雑誌「BEEP!メガドライブ」の1993年4月号に付録としてついてきたもの。
冊子名「シムスエイト」から判るように、当時、シムスの新作8タイトルについて特集を組んだもの。
表紙には8タイトルを書かれているが、どうカウントしても7タイトルしか見つからない。。

そのタイトルは以下の通り。
真・女神転生   ≪メガCD≫
・デビルバスター  ≪メガドライブ
・Vay~流星の鎧~ ≪メガCD≫
アウトラン2019  ≪メガドライブ
・Kick & Rush   ≪ゲームギア
・ポリゴンゴルフ  ≪メガCD≫
・狼兵(ランピン) ≪メガCD≫
・・・それと、本紙内で社長が「真・女神転生IIも移植したい」と発言している。
これが8タイトル目?

で、その後、実際に発売されたタイトルは4本だけだ。
シムスはセガの系列会社として前身のサンリツ電気時代から多くのセガブランドソフトを
手掛けてきた実力派メーカーだ。(本文より抜粋)
メーカーでもあるが、セガ資本の入った裏方の開発会社としての印象も強い。。
アウトラン(MD/GG)、エイリアンシンドローム(GG)、エイリアンストーム(MD)、
カプコンのクイズ殿様の野望(MCD)、海底大戦争(SS)、ゲットバス(DC)、ステラアサルト(SS)、
ファンタジーゾーンGEAR(GG)、ぺペンがペンゴ(MD)、ボナンザブラザーズ(MD)、
桃太郎道中記(SS)、リスターザシューティングスター(GG)等など・・・他いっぱいがシムスの仕事。
有名タイトルのセガ移植に多く関わっている。
また、ファットマン(MD)やメッセージナビ(SS)などアクの強いオリジナルタイトルも・・・。
セガ以外の他社ハード向けソフトのタイトルも開発している。

尚、ネクステックと同様に2004年6月にはセガグループから独立している。

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最初に紹介されているのは、メガCD版「真・女神転生」発売決定の第一報。
かなり興奮気味な記事。第一報なのでゲーム画面は全てオリジナルのSFC版のもの。
メガドラには超貴重な有名ビッグタイトルのRPGだったからねぇ。

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次ページ。メガテンの基礎知識と、「メガCD版はきっとこうなる!」な妄想記事。
よくあるパターンの記事です。

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次ページ。「デビルバスター」の紹介記事。「魔神転生(仮称)」の正式タイトル。
女神転生の世界観をアクションゲームにしたもの。残念ながら発売中止となった。
開発途中のゲーム画面が大量に掲載されている。今となっては貴重な記事。

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タイトル画面 及び、デモ画面。

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各ゲームステージの紹介。シムス初のオリジナルアクションゲームになる予定だった。

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「デビルバスター」の趣旨の説明。

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次ページ。「Vay~流星の鎧~」の紹介記事。このゲームは無事に発売された。
このページは登場キャラクターを押し押しで紹介。

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次ページ。「Vay」のゲーム画面の紹介。

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次ページ。「OutRun2019」の紹介記事。これも無事に発売された。

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最終ページ。当時のシムス社長重田氏のインタビュー記事。
記事内にはポロポロ貴重なゲーム画面も掲載されている。
このインタビュー内で「真・女神転生IIも移植したい!」と意気込んでいる。
・・・でも、まだメガCD版「真・女神転生」のゲーム画面も公開できないぐらいの開発途中ぶりだし、
そもそもオリジナルであるSFC版「真・女神転生II」の公式発表もされていない時期だし・・、そんな感じ。

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シムスの代表作にメガドラテトリスの姿が。

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後に発売中止になる「ポリゴンゴルフ(後にポリゴナルゴルフと改名)」と「狼兵」のゲーム画面も掲載。

【おまけ】
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ソフトバンクBEEP!メガドライブ」や徳間書店メガドライブFAN」では
毎号こういった小冊子が付属していた。
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個人的に思い入れがあるのは「メガドライブFAN」の『ワールド セガゲームズ』
ネットのない時代なので海外のメガドラ事情を入手するのは非常に困難な時代。
93年時点のGENESISソフトを100本レビュー付きで収録。その情報量に圧倒されたものだ。



【入手容易度】(普通/やや難/難/かなり難/極めて難)
 ≪極めて難≫
【プレミア度】(極安/安/普通/高/極高)
 ≪極安-普通≫