ドリームキャスト用『電車でGO!2 高速編 3000番台』専用の
マスコン『DC 電車でGO!コントローラ』。
サターン版やプレステ版の
マスコンとほとんど変わらない仕様。
一応、
ドリームキャスト周辺機器らしいカラーリングやデザインも取り入れている。
サターン版同様、対応ソフトは1本だけしか発売されなかった。
セガサターン版『電車でGO!』で苦渋をのんだ
セガユーザにとっては、
アーケード最新作の新世代機への移植とあって『電車でGO!2 高速編 3000番台』には
期待していた人も多かったはず。
しかし、その期待は裏切られることになる。
登場したDC版『電車でGO!2 高速編 3000番台』は愚直にもアーケード版をそのまま移植したもの。
プラスαなサービス要素は皆無。更に致命的なのがグラフィックのしょぼさ。
もちろんサターン版よりは綺麗なのだが、
ドリームキャストの表現能力から考えると非常に見劣りするグラフィックでユーザを落胆させた。
まったくもって
タイトーの愛情を感じられない作品だった。
セガサターン版は、その出来はどうであれ 紆余曲折しながらも
発売にこじつけた血と汗の結晶であり、努力の跡が見て取れる作品で、まだ愛を感じる作品だった。
それが反映された結果なのかどうかはわからないが、
末期に発売されたサターン版
マスコンよりもDC版
マスコンの方が流通量が少ない。
【入手容易度】(易/やや難/難/かなり難/極めて難)
≪難≫
【プレミア度】(極安/安/普通/高/極高)
≪安-普通≫