【MD/欧州】 SEGA MEGADRIVE MASTER SYSTEM CONVERTER 2 (1993年) ≪セガ≫

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メガドライブでマーク3/マスターシステム用ソフトを稼動させる為の互換アダプター。

日本では『メガアダプター』の名で発売された。
【参考記事】
【MD/日本】 メガ アダプタ HAA-2600 (1989年1月26日) ≪セガ≫

海外においても北米では『SEGA GENESIS POWER BASE CONVERTER』、
欧州では『SEGA MEGADRIVE MASTER SYSTEM CONVERTER』という名で発売されている。
【参考記事】
【MD/北米】 SEGA GENESIS POWER BASE CONVERTER(1989年頃) ≪セガ≫


これら世界中で販売されたメガアダプターの共通点は、
その形状の問題からメガドライブ1本体のみでの使用が可能であり、
メガドライブ2では使用できないという点だ。

メガアダプター開発時には、メガドライブ2が登場することを予見できなかったが故の仕様であり、
メガドライブ2登場時にはマスターシステム市場はほぼ無くなっていたのであまり問題視されてなかった。

ところが、欧州においてはマスターシステム市場が非常に長く続いていたのもあり、
メガドライブ2本体にも対応したメガアダプターが発売されていた。
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それが『SEGA MEGADRIVE MASTER SYSTEM CONVERTER 2』。
通称「メガアダプター2」。もちろん、セガ純正の周辺機器だ。

マスターシステム市場の盛んだった欧州ならではの周辺機器なのだが、
やはりメガドライブ2本体登場時には、マスターシステム市場も下降線。
このメガアダプター2の流通量は少なかったらしく、現在ではレアアイテムとなっている。
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「メガアダプター2」の仕様は初代メガアダプターとほぼ同等。

【初代メガアダプターと共通仕様】
マスターシステム用ソフトでもごく一部ではあるが稼動しないソフトも有り。
(逆に廣島アダプターで稼動しないソフトが稼動することもある )
FM音源は鳴らない。PSG音源のみ。

【初代メガアダプターと異なる仕様】
メガドライブ2でも使用可能。(当然、メガドライブ1でも使用可能。但し日本版を除く)
・マイカードソフトが使用不可。


そう。「メガアダプター2」ではセガイカード用のスロットが削られてしまった。
海外では日本以上にセガイカードは普及しなかったのが要因だと思われる。


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メガドラ2に接続するに必要となるスペーサー。32Xでもお馴染み?


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ロックオンシステムを彷彿させるカートリッジスロット。


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日本のメガドラ2でも、『OUTRUN EUROPA』も稼動可能。




【入手容易度】(易/やや難/難/かなり難/極めて難)
 ≪かなり難-極めて難≫
【プレミア度】(極安/安/普通/高/極高)
 ≪高≫