SUMMER_SONIC'05のぽぽんぷちレポ(二日目)

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8月14日、サマソニ@幕張の二日目です♪
14日は、そこかしこから悲鳴が聴こえてくるぐらい実力派バンドが、
スケジュール的に被りまくりです。
取捨選択と、高速移動が決めてとなる一日でした。

だいたい、幕張の滞在時間が一日目と同じぐらいなのに、
観たバンド数が二日目は2倍の8バンド。。
スケジュールのシビア具合が窺い知れます。


RODDY FRAME(ex Aztec Camera)】15:00 SONIC STAGE@幕張メッセ
午前中親戚廻りしてからやってきました。幕張。
なんとか、ネオアコの宣伝塔Aztec CameraのRODDY君のステージに間に合いました。。
いや、ちょっぴりだけ遅刻(x_x;;
つか、僕はRODDY FRAMEはおろかAztec Cameraすらまともに聴いたことがない。
確かCDを2~3枚持っていたはずだが。。
そんなちょっとした不安を持ちつつ向かったSONIC STAGEでしたが、、
そんな不安は一気に吹き飛びました。
これはストイックに凄い!(・∀・)
てっきりバンド編成で来るのかと思っていたら、ギターとマイク一本で勝負のRODDY君。
それでいて、演奏、声とも、物凄い存在感。。貫禄。。
光りまくる卓越したソングライティング能力から生まれた至極のメロディ。。
曲を知らなくても惹きつけられまくり大将軍です。
音楽史的には、昨日観たIAN BROWNより一世代、二世代前の人のRODDY君ですが
IANよりも全然若々しく見えました。(引きあいにだしてスマン。IANさん)
今まで、ちょっと軽視していたAztec Camera及びRODDY君を
もう一度みなおさなきゃと反省をしてしまった。


BLOC PARTY】16:10 SONIC STAGE@幕張メッセ
RODDY FRAMEのライブの余韻を楽しみつつ、同ステージのBLOC PARTYに。
最近評判の新人さん達ですね。
音源では聴いたことないのですが、ライブでの評価も高いようなので楽しみ。
ライブスタートと同時に会場は大盛り上がり大会。
カッコよさげな曲はカッコよかったです♪(意味不明)
でも、ちょっとリズム隊があまり僕の趣味ではないかな。。?
今度、音源でも聴いてみようと思います。
20分ぐらい観た後、クソ不味い飯を食べる為に会場を離れる。
今のうちに食わないと、後で食べる時間ナッシング。


PUBLIC ENEMY】16:55 MOUNTAIN STAGE@幕張メッセ
HIMが当日キャンセルになった影響で、PUBLIC ENEMYのスタートが前倒し。
本来のスケジュールなら、PUBLIC ENEMYTEENAGE FANCLUBがほぼ完全に
被ってしまっていたのでこれはラッキー♪
うわぁ。ホンモノのPUBLIC ENEMYだ!!ちょっと想像より太っているけどホンモノだ!!
Hip Hop系のライブなんて、僕にとってはこういう機会でもなければ観れません。いや、踊れません。
なので踊りまくりです!!(・∀・)
今でも現役バリバリなだけあって、エネルギッシュなステージでした。
ライムもMCの意味もほとんど分からないんだけど、
チャックDが幾度となく叫ぶ「No War!」「Fuck War!」の意味はわかった。
ピースサイン、そして中指突き立てサインが飛び交いながらフロアは
踊り狂ってました。すっごく熱いアクトで大感動です(>_<


TEENAGE FANCLUB】18:00 SONIC STAGE@幕張メッセ
P.Eを後ろ髪引かれる思いで抜けだして、TEENAGE FANCLUBへ。
SONIC STAGEに到着するやいなや、お馴染みのギターノイズ音。。
TEENAGE FANCLUBだ!(・∀・)(当たり前)
なんかここ数年、彼らの名前を聞く機会がかなり少なくなっていたんで不安でしたが、
やっぱりTEENAGE FANCLUBは変わっていなかった♪う~ん。流石はロック界の良心。
ソングライティングする人間がバンド内で3人いるんだけど、
順々に持ち曲を交代しながら演奏される様は微笑ましいです。
RODDY FRAMEに続いて、ギターポップの原点のひとつを
垣間見ることができたすっごく気持ちの良い時間でした♪


【SPECIAL BEAT】18:30 ROCK STAGE@幕張メッセ
TFC終了後、ROCK STAGEへ移動♪
スペシャルズとザ・ビートの元メンバーで結成されたSPECIAL BEATです♪
(つか、スペシャルズスペシャルズで再結成されているよね?)
途中からの参戦でしたが、その時は既にフロアはスカダンスで埋もれてました。
僕も数年ぶりにスカ・ダンス!!。。と、思ったけど、
今日は足が重くてステップ踏むのが辛いので却下。。orz
いや~~。しかし。久しぶりにスカも良いですね!(・∀・)
なんだかんだいってベテランなので客の躍らせ方も心得ている。。流石だ(^-^;

なんか今年の僕のサマソニはロックは当然として、テクノ(?)、レゲェ、Hip Hop、スカと
ジャンルが多彩というか、ダンスミュージック系の連中をよく観ていることに気づいた。

そして、今年のサマソニが凄く疲れた理由がよくわかった。。。orz


【THE LA'S】18:55 SONIC STAGE@幕張メッセ
SPECIAL BEAT終了後、走ってSONIC STAGEへ。
伝説のバンドTHE LA'Sの登場です♪
ビートルズ+ヴァセンリンズ的な音。
もっと分かりやすくいうと、、ガレージで戯れるビートルズって感じのサウンドですね。
名曲「ゼア・シー・ゴーズ」が究極的に美しい。。(・∀・)
たぶん。というか、確実に奇跡の再結成という理由でSONIC STAGEのトリになったんだと思うんだけど。
いいっすね。どんな理由であれ、こういうサウンドのバンドがトリになるというのは。
演奏的には、今の音楽シーンから考えてSONIC STAGEのトリを努められるほどのものではない。
今の音楽シーンでは、どのバンドもみんな演奏が巧くてほぼ完璧な感じなんだけど、
このバンドはラフ&ルーズ。
つまり、先日一日目に登場したNINやSLIPKNOTTHE MAD CAPSULE MARKETSなんかといったバンドや、
今日のBLOC PARTYみたいなバンドとは対極に位置している。
とにかく演奏がラフ&ルーズ。で。僕的にはそれが堪らないわけ。超魅力的なわけ。
私的な予想では、、またラフ&ルーズな演奏するバンドが流行る時代がやってくると睨んでいる。
いやむしろ、そういう時代がくることを願っています。
そう、、70年代後半のパンクムーブメントや90年代初頭のローファイムーブメントのように。。


ME FIRST AND THE GIMME GIMMES】20:00 ROCK STAGE@幕張メッセ
僕にとって、今年のサマソニの大本命「ME FIRST AND THE GIMME GIMMES」です!!
THE LA'Sをずっと最後まで観てしまったので、大遅刻です(x_x;
でも、問題ナッシング♪
なぜなら、8月16日の彼らの単独公演のチケットを手に入れることができたから♪うふ☆
つーわけで、サマソニでは後半部分だけの鑑賞となりました。。
いや~~~~~。。やっぱ、カッコイイよ!!このバンド!!(・∀・)
とにかくカッコイイ!!これに尽きる!!
60年代のアメリカンポップを中心にパンク/ハードコアにカヴァーしているんだけど、
カヴァーの選曲・アレンジともにセンスが良すぎだよね♪ライブで聴くといよいよそう感じます。
後半部分のセットリストは「Blow In The Wind」と「Play Jonny's Bar Mitzvah」の二つのアルバムを
軸に演奏してました。
つか、ライブの雰囲気とかもろにライブアルバム「Play Jonny's Bar Mitzvah」のまんまだったのが
驚きでしたね(^-^;;


OASIS】21:10 MARINE STAGE@千葉ロッテスタジアム
ギミギミが終わって、最後の最後にOASISの1曲か2曲でも聴ければと願いMARINE STAGEへダッシュ!!
僕の読みでは、、「OASISは、、いやOASISなら絶対に定刻でスタートしないはず。。」と
睨んでいたのですがそれがビンゴ!!
実際にOASISの会場到着が遅れて、スタート時間が押されていたらしい。ふふふ。。(  ̄ー ̄)v☆
調度、入場規制が解かれた一瞬をつき、スタジアムに侵入。おかげで、ラスト2曲に間に合いました♪

いや~~~~~。圧巻。

入場規制がされるほど人で埋め尽くされたスタジアム。。
そのスタジアムを埋め尽くさんばかりの人数の人間が大合唱なんですよ。

僕は洋モノバンドのライブで、スタジアムの観客全体で大合唱する様って今までみたことがないです。
もちろん、それに似た状況は何度か観たことはあるんですが、、今までと圧倒的に規模が違うんです。
大合唱している人数が。。恐らくスタジアムにいる7~8割の人間が歌っていたと思います。
歌っていない人間の方が少数派なんです。アリーナはもちろん。スタンド3階席まで含めて。
ましてや、OASISの単独ライブならわかりますが、、、色々なファンがいるはずのフェスでの現象です。

もうね。とにかく、圧巻。圧巻としかいいようがない。表現しようがない。

そして、それでも表情一つ変えることなく演奏するギャラガー兄弟。。

OASISが最後の最後に演奏した曲はTHE WHOのカヴァー「MY GENERATION」でした。
ここ数年、決して順調だったとはいえないOASISだが。。
この「MY GENERATION」が、彼らの勝利宣言のようにも聴こえたよ。