NOFXを軸にして思い出してみるここ10年の話

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まずは2001年4月30日に書いたオイラの日記から。。

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24日はZepp Tokyoにて、今やPunk Rock界の大御所「NOFX」のライブですっ!
前座で、Superdragが登場!
結構キャリアの長いバンドらしいですね。
特に印象は残っていないのですが・・一曲だけギターの人がボーカルをして
それが結構イイ声しているのですよ♪
・・それぐらいですね。覚えているのは。(^-^;;
スマン。Superdragファン。
次に、mock orangeが登場!
会社の女の子が「このバンド、要チェキですよ!」と言っていたので
ちょっと期待していたのですが・・「なんか別に。」て感じでした。
強いて言えば・・「ギターの人の尻の振り方がとても素晴らしかった」といった具合です。
スマン。mock orangeファンと会社の女の子。
只、後でCDでこのバンドを聴いたのですが、そんなに悪くは無いんですね。
ちょっとアシッドなソリッド・ギターが良い感じ♪
少なくとも今回のライブでは彼らの持ち味は出てなかったっす。
で、次。Mad Caddiesの登場!
これは良い!マジで良い!カッコ良すぎ!(^-^*
ライブにマッチする極上のSKA PUNKがぎっしり!
曲調のバリエーションも豊かだし、ボーカルもしっかりしているし。
ライブパフォーマンスもうまい!
うわ~。オイラの中でMad Caddiesの評価がウナギ昇りでございます。
で。
最後にやっとNOFXの大登場でございます。
う~ん。オイラが観るのはなんと6年ぶりです。
新旧織り交ぜた選曲でした。
というか、オイラ、Mad Caddiesで体力使いすぎて、NOFXよく覚えていません(死ぬ程バカ)
うへ~ん。失敗。(^-^;;;
相変わらずの皮肉れライブパフォーマンスはとっても楽しかったんですけどね♪
それでも「Bob」とか「Don't call me white」とか流れ出すと、大盛り上り大会になるオイラでしたが。
…というか、オイラが最近の曲を知らないだけか。(^-^;;

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以上、Zepp Tokyo初めての4年前の日誌でした。もっとNOFXについて書けよ。このバカ!!
そもそもオイラがNOFXを聴くようになった、、というか、知ったのは、93~94年頃。
その頃、自分はOrbitalAphex Twin等のテクノやハウス、
Pistols、Damned、Clashを筆頭にB級C級の70年代パンク、
そしてNirvana、Mudhoneyを代表とするグランジしか聴いていなかった。
つまり、90年代パンク・・特にメロコアというものは軽蔑していたし、バカしていた。
(当時からSnuffだけは好きだったけどね!)
自分にとってパンクというのは、、既存の音楽の型に収まらず、古い型の音楽を破壊し
常に新しいスタイルを求めていっている音楽だと思っていたから(いや、それも間違ってはいない)。
90年代のパンクは、70年代80年代のパンクロックという型を踏襲している以上、
それは古い型であってパンクロックであるかもしれないが、決してパンクではない。。
そういった考えからメロコアをバカにしていた。
実際に、、今でも当時のAphex TwinNirvanaの方がパンクだと思っている。

そんな自分にNOFXを紹介してくれたのが、ボーダーの友人。
(日本において当時は今のようにパンクは流行っていなかった。
ボードのビデオクリップでメロコアの曲がよく使われていた関係で、
音楽雑誌なんかよりもボーダー系の雑誌の方がメロコアに関しての情報量が
比較にならないぐらい多かった。ってゆーか、音楽雑誌には載ってなかった(笑)
載っていた音楽雑誌ってDollぐらいかな?まだまだちょっとだったけど。。(´・ω・))
最初に聴かされたのがミニアルバム「The Longest Line」(画像左)。
それ聴いて、「なんかおかしいゾ!」と思った。
なにか胸騒ぎして、アルバム「White Trash, Two Heebs and a Bean」(画像右)を自分で
買って確信した。「こいつら、、おもしれー!!」
なんというか、シリアスさには欠けるんだけど、NOFXの音楽に対する本気ぶり、
あらゆる音楽を料理してパンクを楽しむんだぜ!って感じの貪欲ぶりに感動したんだよね。。
「パンク理論とか抜きで、こーゆうのもアリかな?」って感じで。
かくして、NOFXを機会にメロコアというものも聴くようになった。10年以上前の話
(ちなみに、当時メロコアのCD買うのに超苦労しました。
都内の外資系ショップにちょこんとしか売ってないんだもん。。つか、テクノもそう。
日本でテクノやパンクが普通に買えるようになったのは、95~96年以降になってからの話。
そういった世界的にも遅れた音楽インフラの整備に貢献したのが、
電気グルーヴやケン イシイ、Hi-STANDARDといった連中なんです)


4年前に書いた日誌の内容に話を戻そう。
そこには、「オイラが観るのはなんと6年ぶりです。」と書いてある。
つまり、95年のNOFXのライブをオイラは観にいっている。
95年のNOFXのライブ。ハコは今では信じられないことだが、、
渋谷クアトロ。
あのNOFX渋谷クアトロで観れた。
その上、その時の前座が、、在りし日の、そして当時駆け出しのHi-STANDARD
ちなみに、ちなみになんだけどその時のライブで、オイラの隣にいた人は、
タレントの一色紗枝
いや、これはたまたま隣にいただけなんですが。。
(蛇足ですが、昨年サマソニにもでたPennywise
この当時On Ear Eastで客30~50人弱を相手にライブしてました。
ライブの帰りに出口でボーカルが仁王立ちしていて、お客さん全員にサインをしてくれた!)

いや~~~。時代の流れって凄いっす!!!マジ凄いっす!!

でも、個人的に一番凄いなぁ。。と思ってしまうのは、
この4年前に書いた日誌で登場する「mock orangeをオイラに薦めた会社の女の子」。
当時、普通に会社の後輩だったんですけど。。
今、オイラの嫁さんなんです。

ひゃーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!

つわけで、今現在、辛い毎日をおくっているという方!
逆にハッピーな毎日をおくっているというあなた!!
10年後にはどうなっているか本当に全然わからんのですよ!!マジで!
なにかあってもオ・カ・シ・ク・ナ・イ:((((;゚Д゚)))ガクガクガクブルブルブル