【東亜/MD】 GAMEJOY (2004年発売) ≪GAMEJOY JAPAN≫

イメージ 1

今回紹介しているハードはパチモノ(バチモノ)ハードです。
パチモノなんて紹介して良いのかどうか・・・兼ねてより迷っていましたが、
・パチモノのクズハードの中にも目を見張るハードがある
・当サイトの「セガ プチレア百花」では、思いのほか極普通にパチモノアイテムを紹介している
といった点で、「セガハード百花」においても、選りすぐりのパチモノハードだけは紹介することにしました。
メガドライブ完全互換機「GAMEJOY」。(互換機という言葉は非常に便利ですね)
その本体フォルムは、MAJESCOのGENESIS3をベースにしたデザイン。
【北米/MD】 GENESIS3 (1998年8月発売) ≪MAJESCO≫
カラーリングがシルバーメタリックな点と電源ランプが付いている点で、
本家よりも若干ゴージャスな雰囲気を漂わせている。
本体にプリントされている『16BIT』ロゴは、『1GBIT』とも読み違えてしまいそうな
パチモノならではの秀逸なデザイン。

イメージ 2

コントローラパッドは、2個付属してこれまた豪華なのだが、
プレイステーション風味なパッドなのでテンションは下がる。
また、パッケージも面白みがなくそそられない。
GENESISっぽい取扱説明書に辛うじて救われるが、プリントされているハード名が「PLAY GAME」。

イメージ 3

「GAMEJOY」の目を見張る点は、本体底部にある二つのスイッチ。
GENESIS風味の取扱説明書では別段このスイッチについて触れられていないのだが、
「J/Oスイッチ」は日本版(JAPAN)/それ以外の地域(OTHER)の切り替えスイッチで、
日本版メガドライブソフト、海外版メガドライブソフト共に使用可能になっている。
更に、「P/Nスイッチ」はPAL版(欧州/一部アジア)/NTSC版(日本/北米)の映像出力切り替えスイッチ。
このスイッチの恩恵を受けるユーザーはかなり絞られるマニアックな仕様だが、
海外ソフトをプレイするコアゲーマーにはかなり気になる機能だ。
ちなみに本体底部のロゴシールが「MEGA DRIVE3」とプリントされているが、
これは間違いなくGAMEJOY本体である。
【東亜/MD】 MEGA DRIVE3 (2000年頃発売) ≪Lite Star≫

イメージ 4

付属してくる専用アダプター。「GAMEJOY」の出荷時期によりバージョンが異なるようだ。
この本体に付属していたアダプターは「MEGA DRIVE2 アスタリスク」用アダプター。
スト2"ダッシュ"みたいなネーミングセンスがこれまた秀逸。


尚、GAMEJOYの最大の目玉は、リージョンフリー/映像出力切替機能を持ちながらも、
コストパフォーマンスにおいて非常に優れている点であろう。
どんなに高くとも新品で2000円代、安ければ999円で購入できる。
更に多くの場合、この本体にはGENESISソフト「6-PAK」かアジア版MEGA DRIVEソフト「MEGA GAMES10」という
セガ正規版の「in1」ソフトが付属してくる。
お買い得と言わざるを得ない。

但し、コントローラパッドは別途用意した方がよい。



【マシン名】
 GAMEJOY (2004年発売)
【価格】
 詳細不明
【メーカー】
 GAMEJOY JAPAN
【スペックはMEGA DRIVEと同等】
【入手容易度】(易/やや難/難/かなり難/極めて難)
 ≪易≫
 一番入手し易いメガドライブハードのひとつである