【MD/北米】 GENESIS(ジェネシス)用ROMカートリッジ ~その1~ (1989年9月29日~1993年頃) ≪-≫

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日本より遅れる事約1年後に発売された北米版メガドライブの「GENESIS(ジェネシス)」。
日本同様、様々なソフトライセンシーメーカーを迎え入れることになる。
そしてGENESIS版「ソニック・ザ・ヘッジホッグ」が空前のヒットに。
北米では、それまでほぼ無名だったセガだったが、これを機に一流企業として認められるようになる。
セガブランドを確立したターニングポイント。
一時的ではあるが、中長期的には、任天堂SNESを抑えて北米トップシェアハードに。
【北米/MD】 GENESIS (1989年9月発売) ≪セガ≫

尚、基本的には、GENESIS用のソフトは日本のメガドライブでは稼動できないと思っていい。
マスターシステムの時代と違って、日本版と海外版のソフトの形状はかなり似通ったものになったが
リージョンコードというプログラム的なプロテクトがソフトに施されるようになったからだ。
このリージョンコードを外すことができれば日本のメガドライブ本体でもプレイ可能。
【MD/海外】 ユニバーサルゲームアダプター (1989年頃~) ≪不明≫

とはいえ、普通に日本のメガドライブで稼動するGENESISソフトも多く存在するのも事実なのだが。


初期のGENESISソフトのパッケージは、日本のメガドライブソフトや
海外のマスターシステムソフトと同様にプラスチックケースを採用。
日本のメガドライブソフトには無いが、プラスチックケースにはフックが付いている。
パッケージは黒地に白のマス目のデザインが統一的に施されている。
海外マスターシステムの白地に黒マスのデザインと対象的。
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パッケージ側面のデザイン。全体的にシック。


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パッケージを開けた時の様子。
GENESISの取扱説明書は表紙こそカラーだが中身はモノクロの冊子。
(表紙もカラーでないものも有り)


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ROMカートリッジの基本色は、日本と同様のブラックカラー。(後期は一部例外有り)
日本のメガドライブソフトよりもシャープでスリムな印象を与える横長カートリッジ。
日本版と異なり、向かって左端に切り込みは入っていない。
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カートリッジ背面。注意書きはシールではなく型により形成されて表現されている。


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ソフトに同梱されているカタログの一例。
GENESISソフトに限らず、SEGA CDやGAME GEARのソフトも。。
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カタログの裏面は新作のソフトのポスターになっていることが多い。
抜かりが無い。


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初期のソフトであっても、『黒地に白のマス目』というデザインを踏襲していないソフトが多々ある。
ソフトライセンシーメーカーの多さと海外の自由奔放性を象徴している。(?)


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Parker Bros社製「MONOPOLY」は紙製パッケージ。後期GENESISソフトを彷彿させるがコストダウンの為だろう。


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Accolade社製のソフトは紙製の重箱のようなパッケージを採用。
紙製ではあるが、かなり凝っていて、コストダウンの為なのか自己主張の為なのかは不明。
Accolade社製のソフトは、カートリッジ形状も通常のGENESISソフトと異なる。(無骨な正方形な形をしている)


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ナムコのソフトは標準的なプラケースを使用しながらもデザインは独自のものを採用。
画像はなぜか日本未発売の「ROLLING THUNDER3」。



【入手容易度】(易/やや難/難/かなり難/極めて難)
 ≪易-極めて難≫
【プレミア度】(極安/安/普通/高/極高)
 ≪安-極高≫