【MD/北米】 GENESIS(ジェネシス)用ROMカートリッジ ~その2~ (1993年頃~1995年頃) ≪-≫

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GENESISソフトも1993年頃からパッケージデザインが一新。
ストライプな赤地に銀色のGENESISロゴという統一デザインのプラスチックケースによるソフト供給が始まる。
1993年以前の黒地に白いマス目デザインよりも引き締まって統一感が増し、より自己主張の強いパッケージに。

それまで、統一デザインのパッケージに合わせず独自デザインで販売をしていたソフトメーカーも、
その多くがこの「赤地ストライプ」デザインに合わせている。

このデザイン変更は、日本のメガドライブ2に当たる「GENESIS2」の発売によるもの。
GENESIS2の本体パッケージが、まさに「赤地ストライプ」デザインなのだ。
【北米/MD】 GENESIS2 アメリカ販売版 (1993年4月発売) ≪セガ≫
【北米/MD】 GENESIS2 カナダ販売版 (1993年4月発売) ≪セガ≫

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ソフトのパッケージを開けた時の様子。
取扱説明書、カートリッジラベルも「赤地ストライプ」デザイン。
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但し、モノクロな、取扱説明書も有り。
取扱説明書の中身自体は、どちらもカラー印刷ではないので初期のGENESISソフトとあまり変わりは無い。


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ちなみに、、の話だが、ソフトの生産拠点は、アメリカか日本なのだが中にはメキシコ生産のも多い。
別にメキシコ生産でも問題はないのだが、メキシコ生産のソフトの多くには、
かの「アクレイムロゴ」がカートリッジとパッケージに形成された形で表記されている。
アクレイム製のソフトなら当然だが、中にはアクレイムと関係の無い別会社開発販売のソフトでも
メキシコ生産のものにはアクレイムロゴが。。
アクレイムとなんらかの業務提携を行い、製造を委託していたのだろうか。不思議。
あ。別にどうでもよいですか。そうですか。でも、マニアとしては気になります。


実は、「赤地ストライプ」デザインのプラスチックケース製GENESISソフトには2種類ある。
前述した「銀色のGENESISロゴデザイン」と、「白色のGENESISロゴデザイン」。
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「銀色のGENESISロゴデザイン」のソフトが1993~1994年に発売されたソフトに多く、
「白色のGENESISロゴデザイン」のソフトは1994~1995年に発売されたソフトに多い。
しかし、「白色ロゴデザイン」は1993年に発売されたソフトにも極少数だが存在し、その意味合いは謎だ。
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「白色ロゴデザイン」の例「Battletoads Double Dragon」


尚、「白色のGENESISロゴデザイン」にもメキシコ生産のソフトが存在する。
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メキシコ生産のソフトの一例。もちろんアクレイムが多い。
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メキシコ生産のソフトには、マズ間違いなく
「FOR SALE AND USE IN USA,CANADA AND MEXICO ONLY」の表記がある。
ちなみに、メキシコ生産ソフト以外のソフトにも、極少数だが同じような表記がされているソフトがあり、
これまた表記するしないの基準が謎だ。(海外なんだから気にするなという話もあるが)
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アクレイム製以外のメキシコ生産されたソフトのカートリッジとパッケージ。
「白色のGENESISロゴデザイン」のソフトはこういう状態になっていることが多い。
隠しているよね。。アクレイムロゴを。。これ、アクレイムだよね。。



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「銀色のGENESISロゴデザイン」パッケージ側面のデザイン。
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「白色のGENESISロゴデザイン」パッケージ側面のデザイン。

GENESISロゴに添ってゴニョゴニョと白い文字が見えるが、それは前述した「FOR SALE AND USE IN~」表記。



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