当ブログの新装開店再スタート1周年記念となります。

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実は、先日4月11日はネ。日付越えたった☆

ブログ自体は、2005年4月29日(死肉の日)にスタート。
#元々、自分の運営しているゲーム系サイト「ぴこぴこPICOぴー」と
#音楽系サイト「i FEEL ALRIGHT !」の一コンテンツとして、両サイト兼用でこのブログは開始されました。
#だから、ブログ名が「ぴこぴこ i FEEL ALRIGHT !」というわけのわからない名前なんです。。


4月11日に、ブログというよりはサイトちっくにリニューアルされたこのブログは
リスタートしてから年末12月31日までの間に、更新のなかった日はわずか16日間という
キチガイぶりで死にかけてみたりもしました。
有名ブロッガーでなくとも死ねるんです。気をつけてください。
今年に入ってからは『基本、週2回更新。たまに連打。』というマイペース更新。
そんなこんなで、一年間累計で、『セガハード百花』→106記事。『セガ プチレア百花』→174記事。
ほんと、ブログってホームページよりも更新しやすくて良いですね。。

今日は、コレクターとしては中級レベルにやっと昇進した(・・と思っている)自分が
合計280記事のセガアイテムから、自分の気に入っているTOP10+αを纏めることにしましたよ♪
紹介する順序は、時代順。図らずも、全機種からピックアップできました。

【SG/日本】 SEGA ゲームカセットステッカー (1985年頃) ≪入船堂産業≫
これは、結構気に入っているですよ。記事自体も感傷的な内容になっていますが、
実物を見てるとやっぱりなにか癒されるものがあります。
基本的に、セガグッズでもハード及びソフトに直接関係しないグッズってあまり関心はないのですが、
これは個人的に別格です。


【MD/豪州】 豪州版MEGA DRIVE用ROMカートリッジ (1990年頃~) ≪-≫
今回の記事のトップ画像にもなっているのですが、豪州のシルーバーカートリッジROMがお気に入り。
豪華なのにとってもチープという『不完全さ』が堪らなく心を鷲掴みにしてくれます。
もし、このカートリッジのプラスチックが上等なものだったら、
パッケージラベルがもっとシッカリしたものだったら、これ程までのお気に入りにならなかったと思います。


【GG/欧州】 SOLAR GEAR (1993年頃) ≪JMP≫
『バッテリーが持たないなら、太陽光発電でいつでも充電すればいいじゃん!』と開発者は思ったかどうかは
知らないけど、十中八九そう思って作ったはず。
太陽光発電じゃまだ技術的に無理があるよ~』という思いも頭の片隅にあったはずなのに勢い余って製品化。
たぶん、そんな感じ。最高ですね。
現実・堅実的な技術論よりも、発想を優先してしまうウッカリパワーは人類の進化の源です。
様々な分野の技術が革新的に進んできた現代において、かつては夢見物語だったこともかなり実現可能となってきています。
技術の進んだ今だからこそ、発想優先主義が頭角を現してきたような気がします。
海外のゲームメーカーの台頭や、DS/wiiといったハードが世の中に受け入れられるのはそういったところでしょう。


【PICO/日本】 ピコ カスタマイズ 日立カラーテレビ C14-GM10F-1 (1993年頃) ≪日立≫
乱暴な言い方をすると、一般販売されているテレビのカラーリングを変えただけのものでしょう。
でも、色を変えただけで、これほどファンシーになるのは大したものだと思います。
今になってみると、レトロ感がまたイイ味だしちゃって堪りません。
元々は、玩具屋さんにおけるピコの試遊台用に用意されたテレビだとは思いますが、
「どうせなら試遊台用のテレビもピコの本体と同じカラーリングにしましょうよ」と提案した人はネ申。


【南米/SG】 Master System GiRL (1994年) ≪Tec Toy≫
「女の子の向けのマスターシステム」というコンセプトが堪りません。
こういった柔軟な発想から生まれたハードが、日本でも北米でも欧州でもなくブラジルで発表されたという奇跡。
この奇跡に辿りつくまでに、ブラジルでは2つの奇跡も起こしているわけですよ。
それは、他の国では実現しなかった(あえてやらなかった)本体のより一層の小型化という奇跡と、
他の国では実現しなかった(あえてやらなかった)本体とテレビ間のワイアレス接続の標準化という奇跡。
「女の子向け」というコンセプトにおいては、このハードよりも10年近く前に
販売された女の子版スーパーカセットビジョンの「レディースセット」という超強力な先駆者がおりますが。


【日本/MD】 MEGA JET (1994年3月10日発売) ≪セガ≫
たぶん、個人的には初代メガドライブ本体と同じくらい活躍したメガドライブ
モニターが無いだのなんだの言われまくってましたが、そんなのお門違い。
他のメガドライブ本体と比べてかなり音声がクリアーなのは、単なるオマケ要素。
この携帯用メガドライブを小脇に抱えて、友達の家に乗り込み、
メガドラに触れたこともない人にプレイさせて、メガドラの楽しさを布教する。これが正しい使い方。
私はこの本体を使った布教で、アンチセガ派からゲームしない派の人間まで数多くの人を、
メガドラ派へと改心させてきました!
ただ、私の布教していた時代は既にサターン全盛期の時代だったので、
メガドラ本体の普及には貢献できませんでしたが。


【日本/MD】 LINGUAPHONE EDUCATION GEAR (199?年発売) ≪LINGUAPHONE≫
この本体の存在も知らないセガファンも多いわけなんですが、
そういう事態が引き起こった原因は、セガが当時にアナウンスをしなかったからだと思うんです。
セガはLINGUAPHONEにマルチメディアマシンとして本体の供給をしてたのですが、
それはつまりセガにしてみれば、アジア向けのマルチメガ本体を、カタ手間でテキトーに横流し
小遣い稼ぎしているような感覚だったのではないかと。
たぶん鼻くそほじくりながら「はい。どーぞ。」って感じで供給ですよ。(イメージです)
そういう意味では、本当につくづく浮かばれない本体だったんだと思うんですよね。これ。
カラーリング変えて製造台数を抑えて「レア」であることをウリにした某ドリームキャストシリーズのような養殖レアハードとは
格が違うわけですよ。生粋ですよ。天然ものですよ。


【MD/南米】 MEGA NET (1995年) ≪TEC TOY/セガ≫
何故にTEC TOYはこれほどまでに頑張るのでしょうか。。
南米ブラジル版メガドライブ用モデム。TEC TOYが作っちゃいました。
インターネット接続ができるという時点で、
日本のメガモデムや幻で終わったGENESIS用のモデムとはまったく異なるもの。
この「MEGA NET」が投入される前年には北米でGENESIS版X-BANDサービスが開始しています。
X-BANDに頼ることなく、自分らで用意してしまったTEC TOY。
TEC TOYはブラジルのセガファンの強力な味方であるとともに、
世界中のセガファンにとっての英雄なのかもしれない。。


【SS/日本】 セガサターン バーチャスティック プロ (1996年6月27日) ≪セガ≫
アーケードのコンパネをそのまま家庭用に流用。
あらゆる意味でセガだからこそ実現できた究極の周辺機器のひとつ。
セガの技術力・アーケード筐体のノウハウ、そしてセガの頭のゆるさ・柔軟な発想力から
生まれた至高のジョイスティック。
お店から持ち帰るのに嵩張るとか、収納するに嵩張るとか、ゲームしてても嵩張るとか、
嵩張るだけあって定価も嵩張るとか全然問題じゃありません。
神様・仏様・セガ様が、ノリと勢いで企画し、適当に頑張って生産して市場にポイ捨てしてくれた贈り物なのですから、
セガファンは入手しないといけないと思うのですよ。


【日本/DC】 DIVERS 2000 SERIES CX-1 (2000年3月21日発売) ≪スマート エックス/フジテレビジョン≫
個人的に実用性の欠けるデザイン優先のものって好きではないんですよね。
実用性あっての美しさだろって感じで。
そういう意味では、この本体は「実用性の欠けるデザイン優先」の本体。
ただこの本体は、デザインにかけた情熱が凄まじい。命をかけている。
やたら奥行きのあるモニター。フラットじゃない丸みのある画面。嵩張る本体。
本体とモニターが一体化している為の、故障時の融通の利かなさ。
マーケットを無視したとしか考えられない価格設定。
これらの欠点は、全てデザインを優先するが為に敢えて無視されている。
これはもう、『ハードコア』の領域といってよいのではないでしょうか。
これは消費者への挑戦です。「俺はこのデザインの為に全てを捨てた!欲しいやつだけ買え!」と。
そもそも自分が「デザイン優先もの」を好きになれないのは、ナンパな感じがするからだ。
しかし、ここまでデザインを重視されると、、これはもはや『硬派』なのである。
色違いの多いドリームキャストシリーズにおいて、突出した存在のCX-1。
ドリームキャストファンには死ぬまでには入手しておいて欲しいブツ。(義務)
売られた喧嘩は買わないと相手に失礼です。
レアハードではない。購入する人間がレアなだけ。

【次点】
【MD/海外】 CHEETAH'S CharacteriStick range (1992年) ≪Cheetah≫
このジョイスティックを使えば、クリアできるゲームもクリアできなくなる。
そもそも、プレイに使用しちゃいけないと思う。飾り物ですよ。これは。
棚に飾って、指差して「バッカで~!!」と笑うのが本来の使用法。
かなり、お気に入りなんですけど、NES版の方が有名なので次点です。






ちなみに、死肉の日の更新の予定はありません。