【MD/豪州】 豪州版MEGA DRIVE用ROMカートリッジ (1990年頃~) ≪SEGA OZISOFT≫

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豪州・・・すなわちオーストラリアで発売されたMEGA DRIVEソフト。
画像のソフトを見ていただければわかると思うが、
欧州版MEGA DRIVEのソフトに倣ったパッケージデザイン。
欧州版同様、後期に販売されたソフトのパッケージデザインは、
濃い青地に薄い青色の水玉の統一デザインが採用されている。
デザインは欧州のものを踏襲しているが、プラスチックケースの質が欧州のものよりもやや劣る。
ちなみに、豪州の採用している映像方式は、欧州の多くの国でも採用されているPAL方式。
地理的に北米とも近い事から、GENESIS系のデザインのソフトも稀に存在する(流用物か)


一見すると、欧州版MEGA DRIVEソフトとまったく区別のつかないものであるが、
豪州版ならでの特徴もある。
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カンガルーとダチョウのシルエットシンボルの付いた推奨年齢表記。
このマークこそがオーストラリア版パッケージの特徴。
推奨年齢マークは、初めからパッケージの紙にプリントされているものもあるが、
シールで貼られているだけのものもある。(欧州版の流用か?)
また、このマークの大きさも小さいもの大きいものまでさまざま。
元々のパッケージデザインに考慮せず、無骨に印刷・貼付されていることが多い。


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CORDMASTERS社の『MICRO MACHINES2』のパッケージの側面。
絆創膏のようなデカイ推奨年齢マークに目を引かれる。(貼られ方が無骨でしょ?)
そんなことよりこのソフトの注目すべき点は、わざわざオーストリアの国旗がプリントされていること。
独自デザインを貫き通すCORDMASTERS社ならではの粋なパッケージだ。


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豪州版MEGA DRIVEパッケージの中身。
カートリッジの形状やラベルなどは、欧州とほぼ同じ。
取扱説明書は冊子ではなく、一枚の紙を折りたたんだものとなっている。
これは豪州版MASTER SYSTEMソフトからの伝統(?)

ちなみに、画像のソフトはサンソフトより販売された『Daze Before Christmas』。
非常に丁寧な作りの良作アクションゲームなのだがオーストラリアでしか発売されなかった。
このソフトの推奨年齢マークは印刷されたもの。まるでシールで貼ったかのようだ。(無骨でしょ?)


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カートリッジ裏面。「SEGA OZISOFT」の表記(刻印)。
プラスチックケースの質が微妙に悪かったり、製造自体は豪州で行われている。


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豪州ソフトを横に並べた画像。
「1548」「1502」「134」「346」というのは、現地のショップの管理ナンバーなので気にしないください。
それ以外の白い四角は、みな年齢推奨マーク。(無骨でしょ?)



【欧州版と豪州版の比較】
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パッケージデザインはほぼ一緒。だが。よくよく見ると違いが。。 欧州版には、黒地に灰色のマス目が見られるが、豪州版にはない。 もっと細かく見ると、パッケージの紙の大きさが、豪州版はちょっと小さい。。(つまり寸法があってない)
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パッケージ内部のセガ刻印。 画像で見るとよくわかると思うが、プラスチックケースの素材が異なる。 また、豪州版は「MADE IN AUSTRALIA」の刻印もある。
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カートリッジ裏側。 欧州版の全てが日本製というわけではないが日本製のものが多いのも事実。 豪州版は、そのほとんどがオーストラリアで製造したものとなっている。



尚、豪州版MEGA DRIVEソフトのパッケージの最大の目玉。
シルバープラスチックケースバージョンについては、別記事にて。。
【MD/豪州】 豪州版MEGA DRIVE用ROMカートリッジ銀版 (1990年頃~) ≪-≫



【入手容易度】(易/やや難/難/かなり難/極めて難)
 ≪易-極めて難≫
【プレミア度】(極安/安/普通/高/極高)
 ≪安-極高≫