【SS/日本】 セガサターン外部バックアップRAMパワーメモリー (1994年11月22日~) ≪セガ≫

イメージ 1

ゲームのセーブデータなどを保存する為の外部バックアップ機器のパワーメモリー
セガサターン本体の内部メモリーの16倍の記憶容量(4Mbit)を誇る。定価は\4,800。
当時、多機種のメモリーカードを比べられて値段が高いという印象があるが、
記憶容量的に考えると、パワーメモリーの方がコストパフォーマンスに優れている。
俗に言うツクール系などセーブするに大容量な記憶容量を欲するソフトは、
本体の内部容量だけでは足りないので、このパワーメモリーが必須となる。

基本的に満足度の高い周辺機器の一つではあるのだが、
パワーメモリーを挿入するセガサターン本体後方に備わっている拡張スロットが
かなりヘボイ仕様であった為に、装着してもなかなか認識してくれない事象が多々起こる。
またそういった事が起因となって、セーブデータが壊れてしまうこともあった。
『一度本体がパワーメモリーを認識したら、二度と抜き差しするな』がユーザの合言葉となった。


当初に発売されたパワーメモリー(HSS-0111)のカラーはグレー。
セガサターン本体が新色にモデルチェンジされた折には、パワーメモリーのカラーリングも刷新。
新色のパワーメモリー(HSS-0138)は本体同様ミストグレーなカラーリングとなっている。(1996年7月5日発売)

他にもサクラ大戦仕様のパワーメモリー(HSS-0153)も1996年9月27日に発売されている。
これは、外箱のパッケージとラベルシールがサクラ大戦仕様となっている。
パワーメモリー自体は通常の新色パワーメモリーと同一。騙されるな。


イメージ 2
セガサターンで発見!!たまごっちパーク』には特製パワーメモリーが同梱されている。
パワーメモリーのカラーリングがピンクで、
たまごっちパークを稼動するに必要なシステムデータが格納されている。
この特製パワーメモリーも、通常のパワーメモリー同様に使用可能なものである。
但し、パワーメモリーのフォーマットを行うと、たまごっちパークを稼動するに必要なシステムデータも
消去されてしまうので、たまごっちパークがプレイできなくなるというとんでもない仕様。
データを消去してしまった場合は、バンダイにこのパワーメモリーを送付すれば、
またゲーム稼動用のシステムデータを格納してくれていた。
このソフトは発売間もなく価格が暴落した為、パワーメモリー欲しさに購入した人も多い。


イメージ 3
ときめきメモリアルスペシャル版にも特製パワーメモリーが同梱されている。
カラーリングが「さわやかなエメラルドグリーン」。
カラーリング以外は通常のパワーメモリーと同一のもの。



【入手容易度】(易/やや難/難/かなり難/極めて難)
 ≪易-やや難≫
【プレミア度】(極安/安/普通/高/極高)
 ≪極安-安≫