【MD/東亜】 アジア版MEGA DRIVE用ROMカートリッジ (1989年頃~) ≪セガ≫

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アジア地域においてもMEGA DRIVEは販売されていた。
セガ供給のソフトは、欧州MEGA DRIVEのソフトをNTSC形式に変更して販売していることが多い。
それはいずれ画像でも紹介するが、今回はセガ以外から販売されたソフトを紹介する。
知っての通り、アジア地域は、非ライセンシーのものや海賊版が数多く存在する。
純正品が珍しいくらいだ。。
アジア版メガドライブの純正品のパッケージデザインはヨーロッパ版メガドライブとほぼ同じ。
MEGA DRIVE」ロゴが、ヨーロッパ版とも日本版とも異なる。(合体したようなイメージか)
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アジア版の特徴は映像方式シールが貼られていることだろう。
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画像は「PAL」シールが貼られているもの。
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PAL方式アジア版メガドライブの梱包物。
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日本と同じ映像方式の「NTSC」シールが貼られているも多い。
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NTSC方式アジア版メガドライブの梱包物。
カートリッジ形状に関しては、ヨーロッパ版と異なり、日本版と同一の形状を採用。
マニュアルについては、英語版のカラー表紙マニュアルと中国語版の白黒表紙マニュアルの2冊が付いてくる。
NTSC版もPAL版も内容物は同じである。
ちなみにアジア版のメガドライブNTSC版であれば日本のメガドライブ本体でも問題なく稼動する。
日本もアジアの一員だからね。


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型に納まらないのがアジア。他にもパッケージバリエイションがある。
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欧米市場で発表された「CAPTAIN PLANET AND THE PLANETTERS」のアジア版。
パッと見は欧米版パッケージに倣ったアジア仕様だが…
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「ASIAN VERSION」シールが貼られている。
NTSCでもPALでも稼動するということなのか。
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同様に「餓狼伝説(洋題:FATAL FURY)」。
こちらも「ASIAN VERSION」シールが貼られている。
更に特筆すべき点はパッケージに餓狼伝説とFATAL FURYが併記されている点。
欧米版パッケージでは「餓狼伝説」の漢字表記はされていない。アジア版ならではのデザイン。
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マジンサーガ」のアジア版。
これは日本版パッケージに「ASIAN VERSION」シールが貼られている。
ROMも日本版。取扱説明書は欧州版。かなり混沌としている。
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ソニック ザ ヘッジホッグ2」のアジア版。
これも日本版パッケージなのだが、他と違うのは「ASIAN VERSION」表記がシールではなく
しっかりプリントされている点。やはりソニックともなると気合いが違うのか。


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最末期に登場した純正品製。セガの「MEGA GAMES10」。GENESISの「6-PAK」のアジア版。
「MEGA GAMES10」収録タイトル数がGENESIS版より増えているのは、
海賊版のin1ソフトに対抗する為の処置か。


【入手容易度】(易/やや難/難/かなり難/極めて難)
 ≪難-かなり難≫
【プレミア度】(極安/安/普通/高/極高)
 ≪安-普通≫