【東亜/MD】 NORITUL FX-16 (2000年1月発売) ≪UNITECH≫
今回紹介しているハードはパチモノ(バチモノ)ハードです。 パチモノなんて紹介して良いのかどうか・・・兼ねてより迷っていましたが、 ・パチモノのクズハードの中にも目を見張るハードがある ・当サイトの「セガ プチレア百花」では、思いのほか極普通にパチモノアイテムを紹介している といった点で、「セガハード百花」においても、選りすぐりのパチモノハードだけは紹介することにしました。
『NORITUL FX-16』の本体。
蓋オープン。
・・・・ちょっ!!Σ (゚Д゚;)
韓国で発売されたパチモノのメガドライブの『NORITUL FX-16』。
本体の見た目が白サターン、ドリームキャスト、プレイステーションとNESを足して割ったような出来損ないデザイン。
パッケージデザインには、どこか後期GENESISのパッケージの雰囲気を醸し出している。
本体の見た目が白サターン、ドリームキャスト、プレイステーションとNESを足して割ったような出来損ないデザイン。
パッケージデザインには、どこか後期GENESISのパッケージの雰囲気を醸し出している。
パッケージの「NORITUL」のロゴデザインが、セガサターン用ソフト『Night』を模したものだったり、
コントローラが、セガサターン用「マルチコントローラ」にソックリだったりするので、
白サターンをイメージした本体なのだろう。
コントローラが、セガサターン用「マルチコントローラ」にソックリだったりするので、
白サターンをイメージした本体なのだろう。
一見、CDドライブ搭載マシンと見せかけて、フタを開けてビックリ・・といった趣向は、
伝説の名パチものマシン「POLY STATION」を彷彿させる。
伝説の名パチものマシン「POLY STATION」を彷彿させる。
「POLY STATION」は「プレステと見せかけて中身はファミコンでしたヽ(`Д´)ノ」パターンのマシンだった。
今回の『NORITUL FX-16』は、「POLY STATION」のセガハード版といって良いだろう。
セガハード版も登場したという事は、それだけセガハードに対する人気もあると見込まれてのことだろう。
セガハード版も登場したという事は、それだけセガハードに対する人気もあると見込まれてのことだろう。
このハードが登場した時期は、正にセガがハード事業撤退を発表した時期だったわけで、
そんな折にも「セガハード」に商運を賭けたパチもん会社の経営判断には、
セガファン的には「期待をしてくれてありがとう!」と言いたくなる。
そんな折にも「セガハード」に商運を賭けたパチもん会社の経営判断には、
セガファン的には「期待をしてくれてありがとう!」と言いたくなる。
CDドライブのフタを付けただけではあるが、それはそれでコストがかかるし手間もかかる。
それなりに本気だったハズだ。
それなりに本気だったハズだ。
まぁ。。もちろん、このギミックはユーモアで付けたものではなく、
購入者を騙す為に取り付けたものなのだろう。
購入者を騙す為に取り付けたものなのだろう。
本体の裏面。
付属のマルコン風味のコントローラパッド。
もちろん、アナログボタンは無い。
そして、兎にも角にもSELECTボタンとSTARTボタンがへっこんでいるので押し難い!!
もちろん、アナログボタンは無い。
そして、兎にも角にもSELECTボタンとSTARTボタンがへっこんでいるので押し難い!!
付属のマルコン風味のコントローラパッドの裏面。
パッド側でのコード脱着機能(拡張機能)はもちろん無い。
そして、L・Rボタンも付いていない。モードボタンが装備されていたら褒めてあげたかったのだが。。
それ以外は無駄に正規版マルコンのフォルムをトレースしたような作り。
パッド側でのコード脱着機能(拡張機能)はもちろん無い。
そして、L・Rボタンも付いていない。モードボタンが装備されていたら褒めてあげたかったのだが。。
それ以外は無駄に正規版マルコンのフォルムをトレースしたような作り。
このラインナップが内蔵されているのなら・・・かなり(・∀・)イイ!!
でも、パッケージのゲームが内蔵されているわけではない。
↓内蔵ゲーム一覧。
見覚えの無いゲームタイトルばかり・・・。
勘の良い方ならピンとくるものがあるだろう。
見覚えの無いゲームタイトルばかり・・・。
勘の良い方ならピンとくるものがあるだろう。
これ、ソニックの1面や2面を別ゲームとして扱ってソフトライナップを水増しているパターンのアレである。
実状、内蔵ソフトは、「ソニック・ザ・ヘッジホッグ(1)」のバグ有りバージョン、「タイニー・トゥーンズ」、
「マイケル・ジャンクソン ムーンウォーカー」などである。
これらのソフトを1ステージ単位で、別ゲームに仕立て直しているだけだ。
※「涙の倉庫番」、「ミズ パックマン」なども収録されていて、流石にこれは分割されていない。
「マイケル・ジャンクソン ムーンウォーカー」などである。
これらのソフトを1ステージ単位で、別ゲームに仕立て直しているだけだ。
※「涙の倉庫番」、「ミズ パックマン」なども収録されていて、流石にこれは分割されていない。
このハードの魅力はこのギミックにある。
それだけではあるのだが、それでもこのセンスは是非、後世に伝えていきたい。
それだけではあるのだが、それでもこのセンスは是非、後世に伝えていきたい。
落ち着いて考えて欲しい。
オリジナルのメガドライブ本体が世に初めて発表された時に、誰もがあのハードデザインを見て
『CDドライブが標準装備なのか・・・!?(゚∀゚)!!』とドキドキさせられたハズである。
オリジナルのメガドライブ本体が世に初めて発表された時に、誰もがあのハードデザインを見て
『CDドライブが標準装備なのか・・・!?(゚∀゚)!!』とドキドキさせられたハズである。
もちろん、初代メガドライブにCDドライブが標準装備されることはなかった。
『NORITUL FX-16』は、この時のサプライズを再現させた生粋の後継機と言っていいだろう。
今回は、こういうオチでよいでしょうか?
【マシン名】
NORITUL FX-16 (2000年1月発売)
【価格】
詳細不明(一説では、90,000~95,000Won)
【メーカー】
UNITECH
≪かなり難-極めて難≫
NORITUL FX-16 (2000年1月発売)
【価格】
詳細不明(一説では、90,000~95,000Won)
【メーカー】
UNITECH
【スペックはMEGA DRIVEと同等】【入手容易度】(易/やや難/難/かなり難/極めて難)
≪かなり難-極めて難≫