【MD/南米】 SEGA CD用CD-ROMソフト (1992年頃~) ≪TEC TOY≫

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南米はブラジルで発売されたSEGA CD用ソフト。
SEGA CDとは、日本でいうところのメガCDである。
欧州や豪州、アジアでは「MEGA CD」と名付けられていたが、
北米とブラジルでは「SEGA CD」と呼ばれる。

ブラジルではTEC TOYが販売を行っていた。
その為、ソフトのパッケージにはTEC TOYロゴがプリントされている。

尚、ブラジルでは、メガドライブは「MEGA DRIVE」、スーパー32Xは「MEGA 32X」という名称で
販売されていて、何故にメガCDだけ「MEGA」が付かないのかちょっともどかしい。

当時の日本でも高価だったメガCD本体、やはりブラジルでも高価であった為、
あまり多くは普及しなかったようだ。
ブラジルのSEGA CDソフトもあまり流通していない。


画像のソフトは『Loadstar: The Legend of Tully Bodine』。
日本では未発売のソフトだが、北米、欧州などでは発売されていたタイトル。
インタラクティブムービー系のシューティングゲームで、
ビジュアル的にはなかなかイカスグラフィック。


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ブラジルのSEGA CDソフトは紙箱パッケージで販売していた。
ブルーなラベルデザインが印象的だが、グリーンカラーなラベルのものも存在する。
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パッケージ裏面。
北米でも初期に流通したメガCDソフトが同様の紙箱パッケージを採用している。
但し、TEC TOYの紙箱の方が髪質がかなりチープで、フックが付いている。
【参考】
【MD/北米】 SEGA CD用CD-ROMソフト (1992年頃~) ≪-≫


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モノクロ印刷の取扱説明書。
ブラジル版MASTER SYSTEM/MEGA DRIVEの取扱説明書を彷彿。
ブラジルでの公式セガファンクラブの入会申込み書も封入されていた。


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CD-ROMのアップ画像。ソフトは一般的なCD-ROMケースに入っている。
ちゃんとブラジル国内で生産されたCD-ROM。ラベルがちょっとチープ。


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ブラジル版SEGA CDソフトに同梱されていたポスター兼パンフレットの紹介。
表面は、32X版「バーチャファイター」のポスター。

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裏面がMEGA DRIVESEGA CD、32Xのソフトを紹介したパンフとなっている。

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バット型入力デバイスの「Batter Up」も掲載されている。
これは北米でも発売されていた。

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SEGA CDソフトの紹介区画に「Comix Zone」の姿が!CD版も発売予定だったのか。

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同じくSEGA CDソフトの紹介で「Corpse Killer」の画面。
32X-CDでは発売されていたけど、SEGA CDでも発売予定だったのか。それとも32X-CDに移行したのか。

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32X-CDソフトの紹介部分に「Surgical Strike」。
気持ち・・画面が綺麗なような気もする。32X版の画面か?

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大きく『MEGA NET』が掲載されている。
【MD/南米】 MEGA NET (1995年) ≪TEC TOY/セガ≫





【入手容易度】(易/やや難/難/かなり難/極めて難)
 ≪かなり難-極めて難≫
【プレミア度】(極安/安/普通/高/極高)
 ≪普通-高≫