【MD/日本】 SUPER 32X用ROMカートリッジ (1994年12月3日~) ≪-≫

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メガドライブ用パワーアップブースター「スーパー32X」専用のソフト。
発表されたタイトル数は少なかったが、クオリティーの高いソフトも多くファンも多い。


パッケージの大きさは、通常のメガドライブカートリッジのパッケージとほぼ同一。
但し、紙パッケージにほぼ統一されている。(例外有り)
パッケージデザイン的には、スーパー32Xのイメージカラーといえる黄色とホワイトで統一。
メガドライブ、メガCDのブルー基調のデザインとは明確に分けている。

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32X用カートリッジ。メガドライブ用カートリッジより若干幅広でスリム。
このカートリッジデザインは後々に、デジオ用の編集ツール「Picture Magic」の専用ソフトにも採用されている。
【ETC/日本】 SJ-1 DIGIO (1996年11月) | Picture Magic (1996年12月) ≪セガ≫


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カートリッジはリサイクル紙製のトレイに収納されている。脱化石燃料のエコ仕様?
尚、取扱説明書はメガドライブカートリッジから継承された作り。

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アクレイム製の32Xソフトに限っては、プラスチック製のケースとなっている。
このプラスチック製ケースは、メガドライブカートリッジのプラケースと同一のもの。
メガドライブ同様、アクレイムはやりたい放題なのである。


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▼タ・レ・コ・ミ追加情報▼【情報提供者 jpsflavorさん
・動作不良の多い32X版「NBA JAM トーナメントエディション」
出荷されたソフトの多くが不良品で、まともに動くのは極僅かと囁かれている32X版『NBA JAM TE』。
jpsflavorさんが、かつてこの件について検証を行ったようです。
2本の32X版『NBA JAM TE』を用意して、さまざまな動作環境での稼動実験を実施。
結果、メガドライブ1よりもメガドライブ2で安定した動作が確認できたようです。
また、不確実ながらもメガCDを接続していない方が動作がより安定するらしい。。
メガドラ1の場合は本体のバージョンによっても変わる可能性があるとのこと。)
32X版『NBA JAM TE』が快適に動く環境は、
当時の主流モデルだったメガドライブ2と32Xの組み合わせってことでしょうか。
この結果が推測するに、出荷したソフトに不良品・稼動品とあるわけではなく中身は一緒。
その動作環境により、安定した稼動ができるかできないかが依存されているようです。
ハードのモデルが変われば、その"クセ"も変わる。
こういった場合本来そういったハードの"クセ"は、ソフトウェア側で吸収しなくてはならないのですが。。
アクレイムの手抜きローカライズといった点はガチですね。
そしてそういう意味では、出荷された32X版『NBA JAM TE』の全てが不良品ともいえます。

【入手容易度】(易/やや難/難/かなり難/極めて難)
 ≪易-かなり難≫
【プレミア度】(極安/安/普通/高/極高)
 ≪極安-高≫